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「忘れるな拉致11.15県民集会」を開催しました。(平成27年)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0049593 更新日:2015年12月3日更新

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて38年となる平成27年11月15日(日曜日)に、新潟市と新潟日報社とともに「忘れるな拉致11・15県民集会」を新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で開催しました。当日は約1,100人の方々からご来場いただきました。誠にありがとうございました。

主催者挨拶

主催者挨拶の画像 泉田知事は「めぐみさんが拉致をされて38年が経過してしまいました。まさにこれから冬になるこの季節に拉致をされた。これほど残酷なことはないと思う。一刻も早く、祖国の土を踏んで帰って来ていただきたい。そして、失われた時間を取り戻していただきたい。時間が経っている中で、拉致問題については日本国内の関心が低下することは決してない。このメッセージこそが重要だと思います。」と述べました。

来賓挨拶

 加藤勝信拉致問題担当大臣は「政府の責任によりその解決を図っていかなければならないと強く思っている。安倍総理の強いイニシアチブのもとで、対話と圧力、行動対行動の原則の中で、どういうことをすれば北朝鮮から具体的な行動を引き出せるか。しっかりと模索をしていきながら、一日も早い拉致被害者の方々の帰国に向けて全力で取り組んでいきたいと思っている。」と力強く呼びかけました。

講演

 静岡県立大学国際関係学部教授・伊豆見元さんは「拉致問題と北朝鮮情報」と題して講演し、「拉致問題を解決しないと北朝鮮には未来がないのだということを北朝鮮にきちっと知らしめることが必要だ。」と指摘しました。

訴え

 横田滋さんは、北朝鮮の拉致被害者の再調査について「一定の期間で区切って、それができないと判断されれば、また違う方法でやらなければうまくいかないと思っている。ぜひ、皆さんも応援してください。」と訴え、早紀江さんは「一目だけでも会わせてくださいと安倍総理にお手紙を差し上げました。どうか本気で助けることを、命を助けなければならないという思いだけで動いていただくことをお願いいたします。」と話しました。
 また、弟の哲也さんからは「私たちは絶対に向こうにいる日本人を忘れない。救出するまで、最後まで声を上げ、絶対に一歩も引きません。」との決意が述べられました。
 拉致被害者の曽我ひとみさんは、「みんなが元気に日本に帰って来て、温かい家族の中で楽しく暮らせる日が一日も早く来ることを私も心から願いながら、自分のできることを精一杯やって、母の帰りを待とうと思っている。これまで以上に皆様方のお力をお貸しください。」と訴えました。
 また、特定失踪者大澤孝司さんの兄昭一さんは「安倍総理と加藤大臣とで、強力な交渉を進め、北朝鮮にいる拉致された日本人を一日も早く日本に連れ戻してくださるよう行動を起こしてください。」と呼びかけ、中村三奈子さんの母クニさんは「北朝鮮はすぐそばにあるので、現地におられる方々を一生懸命探している家族のもとに返すことができますように、お願いしたい。」と話しました。

ミニコンサート

ミニコンサートの画像

 集会では、音楽家の因幡晃さんが、横田めぐみさんに捧げる曲「めぐみ」を歌いました。めぐみさんを思うご両親の思い、一日も早い帰国という願いを込めた、因幡晃さんの悲しく澄んだ響きの歌声に来場された多くの方が涙されました。
 そして最後に拉致被害者のご家族と会場の皆様と一緒に、祈りの気持ちを込めて「めぐみ」を合唱しました。
 当日は会場にて、写真パネル展や「救う会新潟」による署名活動も行われ、来場されたたくさんの方々のご協力をいただきました。
 拉致被害者を必ず取り戻すという皆様の熱い思いが北朝鮮に届き、一刻も早く拉致被害者の皆さんが帰国する日を迎えることができるよう関係者一同願っています。

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