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血圧チェックで未来を変える まずは測ってみよう!~にいがたSTOP高血圧プロジェクト~

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0772189 更新日:2025年9月19日更新
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はじめに

 新潟県では、すべての世代が生き生きと暮らせる「健康立県」を目指し、全国トップクラスの健康寿命を実現するため、健康づくり県民運動「健康立県ヘルスプロモーションプロジェクト」を展開し、県民一人一人が自らの健康に関心を持ち健康づくりに取り組みやすい環境づくりを行っています。
 「健康立県にいがた推進強化期間」(9~11月)において例年行っている様々なイベント等に加え、令和7年度より、脳卒中・心臓病等(循環器病)の主な要因である高血圧に着目した「にいがたSTOP高血圧プロジェクト」を新たに始動しました。
 プロジェクトにおける各種取組により、県民に「血圧測定の習慣化」による自発的な健康管理を促し、最終的には「循環器病による死亡者数の減少」を目指します。

1 概要

新潟県とにいがた脳心センター(新潟県脳卒中・心臓病等総合支援センター)が中心となって、「まず血圧を測る」ことに重点を置いて、治療・予防・普及啓発を行うものです。

実施期間

令和7年9月1日(月)より

目標

〇循環器病の正確な知識の普及
〇血圧測定を習慣にする人の増加
〇血圧計を設置・配置する企業の増加

最終目標

〇循環器病(脳卒中・心疾患)による死亡者数の減少
・サブ目標:35~64歳の収縮期血圧を4mmHg減少(2030年までに)

2 主な取組

令和7年度

<普及啓発>
〇「血圧いい値(ね)キャンペーン!」
・血圧測定に取り組んだ企業や個人の表彰(明治安田)
・テレビ・ラジオ・新聞等でのPR(協会けんぽ)
・アルビレックス新潟ホームゲーム(10月26日)でのPR
〇 健康医療セミナー(明治安田)
など

<治療>
〇 医療従事者向け研修会
〇 家庭血圧測定の実施、1か月後・3か月後のフォローアップ徹底
など

<予防>
〇 検診後の受診勧奨
〇 各企業内の血圧測定環境整備・測定習慣化のサポート
など

3 高血圧に着目する理由

血圧が高いとどうなるのか

 血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の壁を内側から押す力のことです。
 血圧は、塩分の取りすぎ、肥満、過度の飲酒、運動不足、ストレス、喫煙、自律神経の調整異常、遺伝的因子などの複数の要因が絡み合って高くなります。

 高血圧の状態が長く続くと、血管の壁は次第に厚く・硬くもろくなります(動脈硬化)。この状態の血管は「細く詰まりやすい」「もろく破れやすい」のが特徴です。動脈硬化は全身の血管で、自覚症状がないまま進行していきます。
 そして、動脈硬化が脳の血管で起こると「脳梗塞」「脳出血」など、心臓の血管(冠動脈)で起こると「心筋梗塞」などの命にかかわる疾患に繋がります。

 つまり、高血圧を放っておくと、脳卒中や心疾患などの循環器病となるリスクが高くなってしまうのです。
高血圧と循環器病の関連

なぜ血圧を測ることが大事なのか

 例えば、体重は見た目の変化などで増減に気づきやすいかと思います。しかし、血圧は普段の生活の中でその変化に気づくことはとても難しいです。
 そこで、体重を測るように血圧を定期的に測ることで、血圧が高いことにすぐ気づくことができます。

 血圧が高いと気づくことができれば、「塩分の量に気を付けよう」「お酒やたばこを控えよう」など、自分でできる対策もしやすくなります。そして、対策などで血圧が下がったことを自分の目で確認することができます。

 このように、血圧が健康管理のきっかけやモチベーションとなるため、血圧を測ることがとても大事なのです。
まず血圧を測ることが大事

測定した血圧の記録をおすすめします

 血圧を測定したら記録をつけることで、日々の血圧の変化が分かりやすくなります。

 新潟県では、健康活動を「見える化」するスマートフォンアプリを紹介しています。毎日の血圧も記録する機能もありますので、ぜひご活用ください。

4 関係機関・団体

5 その他

詳細は県ホームページ、健康立県にいがた公式X(旧Twitter)で随時発信します。

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