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平成28年県民健康・栄養実態調査の結果をお知らせします。
調査の概要
- 目的
県民の生活習慣の状況を把握し、県民の健康の増進の総合的な推進を図るために必要な基礎資料を得ることを目的とする。 - 対象及び方法
県内に居住する20歳以上の男女3,000人 - 調査期間
平成28年11月~12月
結果の概要
1 朝食の摂取状況
朝食をほとんど毎日食べる者の割合は、男性84.4%、女性89.0%であった。ほとんど毎日食べない者の割合は、男女ともに20歳代で最も多い。
2 食生活の状況
主食、主菜、副菜のそろった食事を「ほとんど毎日」とる者の割合は、男性56.6%、女性59.7%であった。年齢別では、男女とも20歳代でその割合が最も低い。
減塩に取り組んでいる者の割合は男性56.3%、女性72.4%であり、どの年代でも男性に比べて女性の割合が高い。
3 非常用食料の備蓄状況
災害時に備えて非常用食料を用意している者の割合は、男性27.4%、女性39.0%であり、どの年代でも男性より女性の割合が高い。
4 飲酒の状況
飲酒習慣のある者の割合は、男性40.8%、女性9.5%であった。
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男性17.5%、女性10.2%で、全国値(男性14.6%、女性9.1%(H28))と比較すると高い傾向にあった。
5 食育の状況
「食育に関心がある」又は「どちらかといえば関心がある」と回答した者の割合は男性60.3%、女性76.0%であり、女性で高い。
6 咀しゃくの状況
1口30回よくかんで食べるように意識している者の割合は19.9%であり、30~40歳代の男性でその割合が低い。
7 歯の健康に関する状況
過去1年間に歯科健診を受けた者の割合は52.9%であり、70歳以上を除く全ての年代で女性の割合が高い。経年的には、増加傾向である。
歯間部清掃用器具を使用している者の割合は、男性34.6%、女性52.4%であり、全ての年代で女性の使用率が高い。経年的には、増加傾向である。
8 運動の状況
運動習慣のある者の割合は男性24.7%、女性25.2%であった。年齢別でみると、男性30歳代、女性は30歳代、40歳代でその割合が最も低い。
ロコモティブシンドロームの認知状況について、言葉も意味もよく知っている者の割合は男性4.3%、女性6.9%である。
9 喫煙の状況
現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性28.7%、女性7.9%であった。男性では30歳代、女性では20歳代でその割合が最も高い。
10 たばこが健康に与える影響に関する知識、受動喫煙の状況
喫煙が及ぼす健康影響として、肺がん、妊婦への影響について知っている者の割合が高く、約9割であった。
この1か月の間に、他人が吸っていたたばこの煙を吸う機会があった者の割合は、飲食店と職場で高く、いずれも40%台であった。
11 休養の状況
睡眠について、十分眠っている(短時間でも熟睡できる)者の割合は66.5%、女性60.2%であり、男女ともに20歳代で最も低い。
自分のために使える時間をもてる者の割合は男性53.1%、女性45.8%であり、男性は50歳代、女性は40歳代で最も低い。
12 がん検診の受診状況
過去1年間にがん検診を受けた者の割合は、すべての項目で増加した。その中でも肺がん検診が最も高く、40歳以上男性が70.4%、同女性が63.4%であった。
調査報告書
平成28年県民健康・栄養実態調査報告[PDFファイル/1.89MB]
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