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狩猟免許取得希望者講習会 開催の様子
はじめに(午前9時30分~10時)
(受付:午前9時~9時30分)
- 開会
- 狩猟免許試験の説明
狩猟免許試験ではどのような試験が課されるのか、概要を説明します。
併せて、受験申請書の記載方法、提出等の手続について案内します。
座学(午前10時~12時)
狩猟免許試験の「知識試験」に対応した講義です。
テキスト(狩猟読本)をもとに、パワーポイントで要点を解説します。
講義には、主に以下の内容が含まれます。
- 鳥獣保護管理法
狩猟をするには、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)を守らなければなりません。その内容について詳しく学びます。 - 鳥獣の保護管理
人と鳥獣の適切な関係について学びます。有害鳥獣捕獲、鳥類の鉛中毒や外来種の問題等も含まれます。 - 鳥獣に関する知識
狩猟が可能な鳥獣とそうでない鳥獣がいます。鳥獣の種類を判別できるようになるため、その生態等を学びます。 - 猟具に関する知識
網・わな・銃器といった猟具について、その種類や構造などを学びます。午後の実技につなげるための簡単な内容となります。
講義の様子
実技(午後1時~3時)
狩猟免許試験の「技能試験」に対応した講習です。
実技講習の内容は、希望する猟具ごとに分かれます。
ビデオ視聴(銃猟)
第一種銃猟免許・第二種銃猟免許
まず、猟銃の構造、技能試験の流れや模範例・失敗例などについて、30分ほどビデオを視聴してイメージをつかみます。
模擬銃(銃猟)
次に、実際に模擬銃を触ってみて、銃器の取扱い方法を学びます。猟友会の講師が一人一人に直接、手ほどきしていきます。
主な内容は以下のようになります。
- 銃器の点検
- 銃器の分解、結合
- 模擬弾の装填、射撃姿勢、脱包
- 団体行動(移動、銃器の受渡し)
- 休憩時の銃器の安置
- 距離目測
※模擬銃とは、発砲等の機能を喪失させたものです。危険はありませんが、必要に応じて軍手などを持参してください。
※狩猟免許試験では、実際に発砲することはありません。銃器を安全に取り扱えるようになることがポイントです。
網猟免許・わな猟免許
まず、それぞれの猟具について機能や使用方法を紹介します。試験では、鳥獣保護管理法上使用可能な猟具か、使用が禁止されている猟具かを判別する必要があります。
次に、いくつかの猟具について、実際に架設してみます。
また、現実の狩猟ではどのような猟具がよく使われているのかや、現場での上手な仕掛け方など、猟友会の講師からお話を聞けます。
網・わなの猟具