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みんなで、減らそう、再配達!
近年のEC(電子商取引)等の拡大により、平成22年度は約32.2億個だった宅配便の取扱個数は令和4年度には約50.6億個と急速な伸びを示しています。一方で、国土交通省によると、宅配便の約1割が再配達となっています(令和6年10月期サンプル調査時点)。
再配達はトラックなど、自動車を使って行われる場合がほとんどで、再配達のトラックから排出されるCO2は、年間でおよそ25.4万トンと推計されています(令和2年度国交省試算)。
宅配便の再配達削減に取り組むことで、CO2排出量の削減に貢献できます。
4月は「再配達削減PR月間」です(国土交通省特設ページ)<外部リンク>
宅配便の再配達削減に向けて(国土交通省)<外部リンク>
宅配便は1回で受け取ろう!(にいがたゼロチャレ30)
受取時間を指定して、1回の配達で荷物を受け取った場合
家庭における1ヵ月のCO2削減量 0.4kg-CO2/月
※1世帯あたり2.5人(令和2年国勢調査より新潟県の世帯人員)として計算。
※実際の効果は各家庭の状況によって異なりますのでご注意ください。
宅配便を1回で受け取るためにできること
○置き配や宅配ロッカー、コンビニ等の対面以外の受け取り方法を選択する
※対面以外の受け取りは現在26%以下
○宅配事業者が無料で提供する会員サービスを活用して、確実に受け取ることができる日時・場所を指定する
※会員サービス利用率は現在47%程度(令和7年2月末時点、国土交通省調べ)
ライフスタイルに合った方法を選び、再配達削減に取り組みましょう。
にいがたゼロチャレ30について
にいがたゼロチャレ30とは、2050年脱炭素社会(カーボンゼロ)の実現に向け、日常生活の中で私たち一人ひとりができる30の取組です。
にいがたゼロチャレ30の一覧はこちら<外部リンク>
にいがたゼロチャレ30では、チャレンジ項目ごとに、1ヵ月のCO2削減量の目安を算出しています。
再配達削減チャレンジ(令和6年度)結果
新潟県では、新潟日報社が主催するにいがた脱炭素プロジェクト「だつたんそうしよう!」において、再配達削減チャレンジを実施しました。(実施期間:令和7年2月15日~3月10日)
置き配の活用など、宅配便を1回で受け取るためのアクションを実施し、アンケートに回答いただきました。
参加者のアンケート結果と、配達を担う企業の取組について、「だつたんそうしよう!」特設サイトで紹介しています。
再配達削減チャレンジ 結果報告はこちらから<外部リンク>