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V溝乾田直はの実演見学会が開催されました!
上越市主催の水稲V溝乾田直は実演見学会が4月30日、板倉区現地ほ場で開催されました。
「V溝乾田直は」とは・・・
秋冬季に耕うん・代かきによりほ場を均平にし、春に乾田状態で専用のは種機により直接は種作業を行う
水稲栽培様式です。育苗作業の省略だけでなく、耕うん・代かき作業を秋冬季に移行することできることか
ら、農作業の分散・平準化にメリットがある直は方法になります。
V溝乾田直は作業風景
※は種方法:は種機のローラーで溝を切り、ホースから溝の中に種籾と肥料を落としていく。
※V溝乾田直は導入による作業平準化のイメージ
耕うん・代かきの秋冬季への移行、育苗の省略、中間管理の低減(水回り回数の低減、穂肥の省
略)、収穫期の分散により作業が平準化する。
実演見学会には、農業者、関係機関・団体合わせて約100名の参加があり、V溝直はへの関心の高さが伺え
ました。
実演見学会の様子
1つの経営体が耕作する面積が拡大していく中で、省力化や作業の分散に資する技術としてV溝乾田直は
をはじめとする水稲の直は栽培が、現在大きな注目を浴びています。
上越農業普及指導センターでは、V溝乾田直はやドローンを用いた直は等の実証・普及を進めるとともに、
農業者が実施しやすい体制整備を進めていきます。
このページに関するお問い合わせ
上越地域振興局農林振興部普及課(上越農業普及指導センター)
作物担当 Tel:025-526-9406