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農業生産工程管理(GAP)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0611886 更新日:2023年10月2日更新

農業生産工程管理(GAP)とは

 GAP(Good Agricultural Practicesの頭文字)とは、直訳すると「良い農業の取り組み」という意味ですが、農業経営においては、「食品安全」「環境保全」「労働安全」等の持続可能性を確保するための「農業生産工程管理」の取組のことです。農業者や産地がGAPの手法を取り入れることにより、結果として、持続可能性の確保や競争力の強化、品質の向上等に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されます。

  GAPに関する詳細な情報は農林水産省ホームページをご覧ください。

  https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/<外部リンク>

GAPの取組内容

 GAPでは、農業者が自らの農場において主に次の4つの内容について工程を管理・点検し、改善(PDCAサイクル)を続けることで持続可能な農業生産システムを確立し、農業経営の効率化や維持・発展が可能になります。

食品安全

 農薬の適正使用と保管、異物の混入防止、作業者自身の健康・衛星管理、農機具等の安全な保管・取扱い、収穫した農作物の保管方法など、食品の安全を保つためのルールづくりを行い、実施します。

環境保全

 農薬による環境汚染の防止、適切な施肥、土壌浸食防止、廃棄物の定期性処理・利用、排水処理方法、施設・機械等の使用時のエネルギー消費の節減など、農場及び周辺の環境の安全を守るためのルールづくりを行い、実施します。

労働安全

 農業分野における事故は、ときに死に至る危険性があります。危険な作業の把握、安全に作業を行うための服装や保護具の着用、機械等の適正な使用、燃料の保管方法、農作業安全講習会の需要など、労働者の安全確保のためのルールづくりを行い、実施します。

人権保護

 休憩場所・休憩時間の確保、社会保険・労災保険への加入など、農業現場従者者の基本的人権を守るためのルールづくりを行い、実施します。

民間団体による第三者認証を備えたGAP(GAP認証)

 「GAP認証」とは、農業者が実施するGAPの取組を第三者による審査を受けることで「見える化」し、その確実性を証明する民間の認証制度です。審査は、GAP認証の運営主体が策定した基準書に基づき行われ、運営主体が定める基準を満たしていた場合に認証されます。実需者との取引に当たり、農業者がGAPに取り組んでいることを対外的に証明する場合には、GAP認証の取得を求められる場合があります。

  民間団体によるGAP認証に関する詳細な情報は農林水産省ホームページをご覧ください。

  https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/gap_certification.html<外部リンク>

GAPをめぐる上越地域の状況

GAP認証取得農場

  上越地域においては大規模経営を中心にGAP認証が進んでおり、取得農場は、地域内はもとより、県内においても先進的な経営体として活躍しています。

  GAP認証取得農場の詳細な情報は新潟県農林水産部経営普及課ホームページをご覧ください。

  https://www.pref.niigata.lg.jp/site/nogyo-navi/gap.html

地域の動き(お知らせ)

  令和5年9月22日 高田農業高校のGLOBAL G.A.P.公開審査に参加しました [PDFファイル/1MB]

   高田農業高校ホームページ http://www.takadan-h.nein.ed.jp/<外部リンク>

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