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令和元年台風19号の対応
地すべり防止区域(東蒲生田)
上越市名立区東蒲生田地内で発生した斜面崩落では、長さ約300m、幅約100mの規模で土砂が流出しました。
上越地域振興局農林振興部では、民家周りの土砂撤去、さらなる土砂の流入に備えた大型土のうの設置を行いました。
また、この地域の農業を支えている川東用水路も斜面崩落により80m流亡しました。
令和2年度に用水路上部の斜面復旧工事を終わらせ、令和3年度から用水路の復旧工事を進めています。
【被災直後(令和元年10月)】 【令和2年11月の様子】
地すべり防止区域(アテラ田)
妙高市大字長沢地内で発生した斜面崩壊では、崩落土が河川を一部閉塞する被害が発生しました。
河川管理者により土砂撤去と、異形ブロック設置による応急工事が行われました。
上越地域振興局農林振興部では、応急工事として地下水や地表水を取り除く工事を行い、再び斜面崩壊が発災しないか監視を行っています。
【被災直後(令和元年10月)】
防災重点ため池の緊急点検
上越市内及び妙高市内の防災重点ため池180か所(令和3年6月時点)において、大雨特別警報時の農業用ため池緊急点検を管理者が行いました。
すべての防災重点ため池で、越水やはらみ出しなど堤体に危険な状態がなかったことが確認されました。