ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > しごと・産業 > 農林水産業 > 上越地域米振興部会 令和7年度省力・低コスト技術研修会を開催しました(7月7日)

本文

上越地域米振興部会 令和7年度省力・低コスト技術研修会を開催しました(7月7日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0250707 更新日:2025年8月7日更新

 上越地域に限った話ではありませんが、今後大規模法人への農地集積や作業委託が急速に進むことが確実視されています。規模拡大の結果、丁寧な栽培管理や適期作業ができなくなることで、非主食用を含む米の収量や品質の低下も危惧されています。

 近年、岩手大学等が確立した「イネの初冬直播き」は、初冬に播種し、そのまま雪の下で越冬、春に発芽・苗立ちさせる新しい栽培法で、雪国の短い春に集中する作業を分散することが期待されています。そこで、イネの初冬直播きの実証試験を行っている「農研機構中日本農業研究センター上越研究拠点(上越市)」に生産者や関係機関と伺って、技術の概要について説明を受けた後、現地ほ場や作業機械を見ながら意見交換を行いました。

室内研修

 

 

 

 

 

 

 写真1 室内研修

 

 

作業機械

 

 

 

 

 

 

 写真2 播種機

 

 

ほ場見学 

 

 

 

 

 

 

 写真3 ほ場見学

 

 その後、次年度から一般作付けが開始される高温に強い極早生水稲品種「新潟135号」の展示ほを視察し、品種特性や今後の栽培計画等について説明を受けました。

新潟135号展示ほ

 

 

 

 

 

 

 

写真4 「新潟135号」展示ほ

 

 この研修で学んだ稲の初冬直播きや高温に強い極早生品種「新潟135号」等を上手く作業体系に組み込んで、農作業のピークを平均化しながら、農業経営の安定化が図れるように、関係機関と連携しながら生産者を支援していきます。

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ