ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 健康・福祉 > 健康・医療 > 【上越】エイズ(HIV感染症)について

本文

【上越】エイズ(HIV感染症)について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046574 更新日:2020年2月12日更新

エイズとは

 エイズ(AIDS:Acquired Immuno Deficiency Syndrome)とは、日本語で「後天性免疫不全症候群」と言います。

 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染し、免疫(感染症等からカラダを守る機能)が低下することで、健康なときには発症しない感染症等を発症した状態を「エイズ」と言います。

 HIVに感染後、数年から十数年の時間をかけて免疫が低下し、エイズを発症します。

HIVの感染経路

 HIV感染者の多量のウイルスを含む体液(血液、精液、膣分泌物、母乳)が粘膜や皮膚の傷口から血中に侵入することで感染します。

 HIVの感染経路は主に3つあります。

  • 性的接触
  • 血液感染
  • 母子感染

 HIVの感染力は弱いため、上記以外の日常生活で感染することはありません。

HIV感染後の症状

 HIVに感染すると、インフルエンザや風邪のような症状(発熱、頭痛、喉の痛み等)がでることがあります(急性感染期)。

 しばらくすると、自然と症状は消失し、数年から十数年は無症状となります(無症候期)。
 症状がない間も、身体の中のHIVは増殖し、免疫が低下します。

 免疫が低下し、感染症等を発症するとエイズとなり、発症した感染症の症状が出現します(エイズ期)。

感染を知るために検査を受けましょう

 HIVに感染しても、無症状の期間が続くため、検査をしなければHIV感染の有無はわかりません。
 

 エイズを発症して初めて受診し、HIVの感染に気付いたケースもあります。
 これは「いきなりエイズ」と呼ばれ、日本の1年間のHIV感染症の届出のうち、約3割を占めています。


 HIV感染を早く知り、早期に治療を開始することでエイズの発症を遅らせることができます。
 感染の心配がある方は積極的にエイズ検査を受けましょう。

 上越保健所の検査についてはこちら
 新潟県内の検査についてはこちら
 全国の検査についてはこちら<外部リンク>

HIV感染を予防するには

 HIV感染を予防するためには、体液(血液、精液、膣分泌物、母乳等)に触れない工夫が必要です。

怪我をして出血があったとき

 怪我をした際は、できる限り怪我をした人が自分で手当をすることで、HIV感染の可能性はなくなります。
 自分でできない場合は、使い捨てのゴム手袋やビニール袋などを用いて手当をすることで、怪我をした人からの感染、手当をする人からの感染を予防することができます。

性行為をする際は

 性行為(口腔性交を含む)をする際はコンドームを正しく使用することでHIV感染を予防することができます。
 なお、コンドームは正しく保管しないと損傷し、HIV感染予防にならないため注意しましょう。

エイズ(HIV感染症)について詳しく知りたいときは

 エイズ予防情報ネット<外部リンク>
 HIV検査・相談マップ<外部リンク>

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ