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【糸魚川】護岸(防波)工事の手順を紹介します
(1)工事前
工事前
工事前の状況から写真と共に施工の手順を説明します。
(2)基礎石投入
基礎石投入状況
まずは海底に大きな石を投入して、基礎をつくります。
この作業船はガット船といいます。
(3)基礎均し
潜水士による作業状況その1
基礎の表面を平らになるように均します。
水中の作業は潜水士さんが行います。
この石は200~500kgもある重たい石です。
(4)均し状況
潜水士による作業状況その2
デコボコがないように調整していきます。
(5)ケーソン曳航
起重機船による曳航状況
基礎ができあがると、その上にケーソンを据え付けします。
別のところで制作したケーソンを引きながら運搬してきます。この作業船は起重機船といいます。
(6)ケーソン据付
ケーソン据付状況
ケーソンを指定の位置にゆっくりと据え付けます。
ちなみにケーソンとは、コンクリートでできた大きな箱です。
(7)中詰材投入
中詰材投入状況
ケーソンの升の中に土砂を詰めていきます。
ケーソンの中に砂が入っていること、知っていましたか?
(8)蓋コンクリート打設
蓋コンクリート打設後の状況
ケーソンに詰めた砂が出ないよう、ケーソンにコンクリートで蓋をします。
(9)上部工型枠設置
上部工型枠設置状況
ケーソンの上にクレーンを使ってとても重たい鋼製の型枠を設置します。ここにコンクリートを入れていきます。
(10)上部工打設
コンクリート打設状況
ミキサー車とポンプ車でコンクリートを打設していきます。
この上部工の高さは、水面から5mあります。将来的には、約15mまであげる予定です。
(11)消波工据付
消波工据付状況
防波堤の沖側に、波の勢いを弱めるためにブロックを据付します。
このブロックは、1個で50tもあるんです。
(12)完成
工事完了後
大きな作業船をいくつも使って、ようやく完成です。
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