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【糸魚川】糸魚川市東塚集落で棚田みらい応援団の活動を行いました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0669015 更新日:2024年6月3日更新

【糸魚川】糸魚川市東塚集落で棚田みらい応援団の活動を行いました

集合写真
 新潟県では、平成21年から棚田を応援したい企業や学生ボランティア等を「棚田みらい応援団」として募集し、人手を求めている集落とを結びつけ支援する取り組みを行っています。
 東塚集落の活動は、平成22年から行っており、今回で25回目となります。
 昨年に引き続き、糸魚川市と包括的連携協定を結んでいる新潟食料農業大学の生徒たちが田植え作業の手伝いにかけつけてくれました。
 毎年、参加者が増加しており、今回の活動では、過去最大となる総勢34名(一般23名、スタッフ11名)が参加し、学生のリピーターも8名となる等、東塚集落の活動が浸透し拡大しています。

 令和6年5月11日の東塚の活動には、(株)ナルサワコンサルタント、えびがせ荘(食事付きの下宿)、新潟食料農業大学が参加しました。
 新潟県では、棚田地域の保全活動支援、地域活性化を目標に、取組に賛同する学校、企業の「棚田みらい応援団」への参加を募集しています(県HP参照)

当日の作業

手植え作業
機械植え作業
六角を使って植え付けの場所の目印を付けた後、並んで田植えを行いました。
苗は、浅すぎると苗が横に倒れてしまうので、深めを意識して植えました。
規則正しく植えることで、風通しや日当たりが均一になり良質なお米がとれます。
比較的大きな田んぼでは、機械植えも体験しました。
作業の合間の交流
意見交換会
 作業の合間には、東塚集落さんの用意してくれた手作りクッキーを頂きながら、東塚で暮らす楽しみや「田植え唄」の披露などの活発な交流が行われ盛り上がりました。
 作業後は、地元産のおにぎりと漬物、参加者のえびがせ荘さんの手作りケーキを食べながら意見交換を行いました。
 参加者からは、「当たり前に食べているお米づくりの困難さを実感した。農家の方へ感謝したい」「東塚は美しい自然にかこまれていて、気持ちよく田植えができた。」「自分で植えた苗の生長を見たいので、次回も参加したい」等の意見がありました。
 東塚集落では、6月29日に用水管理と草刈り、9月14日に稲刈り等の活動を行う予定です。
 中山間地域において農業者の減少が進む中、「棚田みらい応援団」の取組を通じて農業関係人口の拡大を図るとともに、この活動が、他地域でも広がっていくことを期待しています。
<外部リンク> 県公式SNS一覧へ