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【糸魚川】ジビエ(野生鳥獣)の肉はしっかりと加熱してから食べましょう!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0044953 更新日:2019年12月26日更新

イノシシの画像

  • ジビエとは、シカやイノシシなど、狩猟対象となり食用とする野生鳥獣の肉のことです。
  • ジビエは野生の中で暮らしているため、牛や豚、鶏などの家畜のように、徹底した衛生管理(生まれてからのエサや健康の管理)を行うことが難しいです。
  • ジビエを原因とする食中毒も発生しています。ジビエはしっかりと加熱してから食べましょう!

厚生労働省「ジビエ(野生鳥獣の肉)はよく加熱して食べましょう」はこちらから<外部リンク>

ジビエが原因となった食中毒事例(一部)

発生年 発生場所 原因食品 病因物質 患者数
昭和56年 三重県 ツキノワグマの肉の刺身 旋毛虫(トリヒナ) 172
平成13年 大分県 シカ肉の刺身 腸管出血性大腸菌 3
平成15年 兵庫県 生シカ肉 E型肝炎ウイルス 4
平成15年 鳥取県 イノシシ肝臓(生) E型肝炎ウイルス 2
平成17年 福岡県 イノシシ肉 E型肝炎ウイルス 1
平成21年 茨城県 生シカ肉 腸管出血性大腸菌 1
平成28年 茨城県 クマ肉のロースト 旋毛虫(トリヒナ) 15
令和元年 北海道 クマ肉のロースト(推定) 旋毛虫(トリヒナ) 6

令和元年に発生した北海道の集団発生例は、かなりの長期間(数年間)冷凍保存したクマ肉を加熱不十分な状態で摂食したことが原因と考えられ、旋毛虫(トリヒナ)の幼虫は低温にはかなり強いと考えられています。

旋毛虫(トリヒナ)
特徴:豚や馬や熊、鳥類からは虫類まで多岐にわたる動物種に寄生する寄生虫
 旋毛虫の幼虫が寄生する動物の肉を、生又は加熱不十分で喫食した場合に感染する。
潜伏期間:およそ18~43日(過去の集団発生事例より)
予防方法:野生鳥獣肉を喫食する場合は、中心部まで十分に加熱する。

十分な加熱を徹底しましょう!

  • 生または加熱不十分なままジビエを食べることで、E型肝炎や腸管出血性大腸菌、寄生虫による食中毒のリスクがあります。
  • ジビエは、中心部までしっかりと加熱してから食べましょう。
  • 使用した調理器具は、洗浄・消毒を行い、二次汚染(調理器具を介して他の食品を汚染すること)を防ぎましょう。

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