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Q3-1 1,000galの耐震補強について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0043278 更新日:2010年5月20日更新

ご質問1

強度に余裕の少ない設備、機器は1,000gal耐震補強工事を行ってほしい。

ご質問2

基準地震動Ssに対し、余裕の少ない設備、機器について耐震補強工事の必要性と1,000gal耐震補強について議論が行われていない。

ご質問3

1号機で1,000gal耐震補強の議論がないのはなぜか。1号機は1,000ガル耐震補強はもっとも古い原発なので不可能なのか。

ご質問4

基準地震動Ssによる応答評価の厳しい部分が議題になっていない。耐震強化の妥当性について審議してほしい。

ご質問5

健全性評価で余裕の少ないところは行わずに余裕のあるところを補強したりしていて、一般常識からすると余裕の少ない部分を最優先に工事するべきと思われます。

回答

 東京電力(株)は以下のとおり説明しています。

  • 耐震強化工事実施の検討を行う判断基準(耐震強化条件)は、以下の3つです。
    1. 新潟県中越沖地震の時に加わった力が許容基準値に対して厳しいもの
    2. 耐震強化工事用に使った1,000galの揺れを受けた時に加わる力が許容基準値を越える恐れがあるもの
    3. 耐震安全性を評価するために国が定めた耐震安全性審査指針の平成20年改定に伴って鉛直方向の地震荷重を動的に考慮した結果、地震に対する応答値が従来の評価値より厳しくなると予想されるもの
  • 耐震強化工事の検討が必要な設備について、耐震強化条件(基準地震動Ssおよび原子炉建屋基礎版上で1,000galの揺れとなる条件の両者を考慮したもの)による構造強度の評価を行い、計算値が評価基準値を上回る箇所については工事を実施した結果、耐震強化条件による計算値が評価基準値以下であることを確認しました。

 技術委員会では、この東京電力(株)の対応について特に異論はありませんでした。


技術委員会の「1号機の設備健全性及び耐震安全性の評価」はこちらをご覧ください
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