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【続報】柏崎刈羽原子力発電所1号機の非常用発電機が試験中に手動停止したことの原因調査により、速やかな復旧が難しいとの連絡がありました。県のモニタリングポストに異常は確認されていません。
平成30年8月30日に東京電力柏崎刈羽原子力発電所から1号機非常用ディーゼル発電機が試験中に手動停止したことについて、次のとおり、東京電力から原因調査の状況の連絡がありました。
『本日(9月6日)、過給機(※1)の軸が固着していることを確認しました。過給機の軸固着に関する原因調査は、工場への持ち出しが必要となり、速やかな復旧が難しいことから、実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則第134条に基づく報告事象に該当するものと判断しました。このため、本日14時10分、原子力規制委員会に当該規則に基づく報告をいたしました。』
※1 過給機
機関の排気ガスのエネルギーを利用したタービンを回すことにより、燃焼用空気を圧縮して機関に供給する装置(ターボチャージャー)
また、東京電力によれば、現時点において保安規定に基づく機能要求台数は、他の2台にて満足しているとのことです。
なお、県が実施している放射線モニタリングでは、異常な値は検出されていません。発電所周辺の県放射線モニタリングの状況はこちらからご覧いただけます。
環境放射線監視テレメータシステム|最新の測定値<外部リンク>
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