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原子力災害を想定した防災訓練(夜間航空機避難訓練)を実施します
県では、原子力災害時における対応力の向上を図るため、夜間航空機避難訓練を下記のとおり実施します。
取材にあたっては、別添の取材要領に従ってください。
1 日時
令和7年8月22日(金) 18時10分~20時50分
※ 天候不良等により延期する場合は、8月30日(土) 18時10分~20時50分に実施します。
2 会場
(1)鯖石川改修記念公園(柏崎市橋場町、槇原町)
(2)松波コミュニティセンター(柏崎市松波2丁目17−3)
(3)関山演習場※(妙高市関山)
※ 8月30日(土)に延期の場合、妙高ふれあいパーク(妙高市米島新田61)に会場を変更して実施します。
(4)道の駅あらい(妙高市大字猪野山58-1)
3 参加機関・参加人数
(1)参加機関
県、柏崎市、妙高市、陸上自衛隊第12旅団司令部・第2普通科連隊・第12へリコプター隊、海上自衛隊
新潟基地分遣隊、バス事業者
(2)参加人数
約80名(うち柏崎市住民15名)
4 訓練内容等
(1)想定
・ 柏崎市で震度6強の地震が観測され、市内で道路交通障害が発生。
・ その後、柏崎刈羽原子力発電所が施設敷地緊急事態に至った後、震度6強の余震により、PAZ内で
孤立地域が発生。同日夕方に全面緊急事態に至り、PAZ内の住民へ避難指示が出される。
・ 翌日から警報級の大雨が降る予報となり、安全な避難に支障が生じることが見込まれるため、航空機
(UH-60JA 2機)による空路避難を県災害対策本部で決定。夜間のうちに避難することがより安全である
と判断し、避難先の妙高市へ避難を実施。
(2)内容
・ 柏崎市からの避難指示により、住民は各自、一時集合場所(松波コミュニティセンター)に集合。
・ 柏崎市職員が孤立地域に入り住民を誘導するため、陸上自衛隊の協力により航空機で鯖石川改修記念
公園へ移動。一時集合場所で住民受付を実施後、陸上自衛隊が鯖石川改修記念公園へ住民を誘導。
住民は航空機で妙高市(関山演習場)へ避難。
・ 関山演習場へ着陸後、陸上自衛隊が住民をバスへ誘導し、住民はバスで避難経由所(道の駅あらい)
へ移動。その後、避難所(ホテル)へ避難を実施。
訓練行程 | 内容 |
---|---|
【18時10分~18時30分】 |
柏崎市職員が、陸上自衛隊航空機UH-60JAで、鯖石川改修記念公園へ移動 |
【18時30分~18時40分】 |
柏崎市職員は、鯖石川改修記念公園到着後、徒歩で一時集合場所(松波コミュニティセンター)へ移動 |
【19時00分~19時20分】 |
住民受付、安全教育を実施 |
【19時20分~19時30分】 |
陸上自衛隊が誘導し、住民が徒歩で鯖石川改修記念公園へ移動 併せて、傷病者(柏崎市職員)の車椅子での搬送を実施 |
【19時30分~20時15分】 |
陸上自衛隊航空機UH-60JAで、関山演習場※へ避難 |
【20時15分~20時50分】 |
住民は、バスで避難経由所(道の駅あらい)へ移動 避難経由所における流れを確認し、避難所(ホテル)へ移動し訓練終了 |
※ 8月30日(土)に延期の場合、妙高ふれあいパークに会場を変更して実施します。
5 その他
以下に該当する場合、訓練の全部または一部を中止します。
(1)訓練の実施中に事故が発生し、主催者が訓練継続困難と判断したとき。
(2)県内で災害の発生又は発生のおそれがある場合等、主催者が訓練実施困難と判断したとき。
(3)その他主催者が訓練を中断することが適当と判断したとき。
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