糸魚川市来海沢（くるみさわ）地区の地すべり災害について　（第3報）

本日、3月5日（10時から12時30分）に、新潟県地すべり対策研究会(下記の調査団体)と県は、下記の調査を実施したので、概要をお知らせします。
今後も、地すべりの状況に応じ、必要な対策を進めてまいります。

1　調査結果

　　専門家の調査によるコメントは、以下のとおりです。
　・ 大型ブロックによる応急対策は、一定の効果が得られている。
　・ ワイヤーセンサー等の監視機器を用いて、継続的な流出土砂の監視を行うことが望ましい。
　・ 流出土砂は水分を多く含んでいるので、排水対策が急務である。
　・ 全容把握のためには、消雪後、詳細な調査を行う必要がある。


2　その他
3月5日現地調査の写真については、県報道発表のＨＰからダウンロードしてください。なお、写真の使用に当たっては、「新潟県提供」の表示をお願いします。


（調査団体）
　(公社)日本地すべり学会新潟支部、(国研)土木研究所 雪崩・地すべり研究センター、NPO法人新潟県地すべり防止工事士会、NPO法人新潟県砂防ボランティア協会、国土交通省北陸地方整備局河川部、新潟県上越地域振興局妙高砂防事務所、新潟県糸魚川地域振興局農林振興部、新潟県農林水産部治山課、新潟県土木部砂防課


本件についてのお問い合わせ先

農林水産部治山課　参事　斎藤
（直通）025-280-5822（内線）3042

土木部砂防課　　参事　平出
（新潟県地すべり対策研究会　事務局）
(直通) 025-280-5853（内線）3362