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新しい生活様式に対応した文化芸術活動手法について紹介します
新型コロナウイルス感染拡大により、従来の方式による文化芸術活動が制限される中で、今後の活動の参考となるよう、新しい生活様式やガイドラインに則った、新たな活動手法についての事例を紹介します。
(令和3年1月29日現在。随時更新予定)
(1) オンライン配信
事前に収録した動画またはライブ映像等のコンテンツを配信し、観客にオンライン上で視聴してもらう手法です。「YouTube」をはじめとする動画配信サイトだけでなくビデオ会議アプリ「Zoom」を活用する事例もあります。
また、「投げ銭機能」によりリアルタイムで寄付を受けることや、会場内が無観客であることを活かしてステージの周囲でドローンを飛ばし、安全を確保しながら臨場感ある映像を提供するといった、新しい試みが続々と行われています。
(2) 観客とのオンライン交流
オンラインの強みを活かして、観客と演者が双方向のコミュニケーションを行うことができます。例えば、通常は対面で行うワークショップをオンライン上で行うことで、参加者が会場から遠く離れた場所にあっても、演者からの指導を受けることが可能となります。
(3) 新しい生活様式を踏まえた取組の実践
ガイドラインに則り、ジャンルによっては「定員50%以内」等の制約を実践することとなりますが、収益確保のため、公演回数の増加や公演期間の延長を行う事例が多くあります。また、飛沫感染に関しては、各種ジャンルにおいて実証実験的な公演を行っています。
(4) 異分野・異業種とのコラボレーション
企業や自治体からの要請のもと、普段は関わりの無い分野(農業、健康増進・介護予防等)において新たな活動手法を試行する例も見られます。
上記をはじめとする取組事例の一覧はこちら [PDFファイル/113KB]
文化芸術相談窓口について
県では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた文化芸術関係者(施設、文化芸術団体、アーティスト等)の活動維持・継続を支援するため、「新しい生活様式」やガイドラインによる活動について専門家が助言する相談窓口を設置しています。
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