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【コロニー】児童部紹介
児童部の前身である児童援護棟は、定員50人で開所し、翌年にはさらに50床増設し定員100人としました。
開設から25年、施設の老朽化と過齢児が大半を占めていたことで、平成10年度から児童(1寮制)と成人(3寮制)に再編成し、新しく児童部は定員25人としました。
児童については、昭和54年度から県立吉田養護学校白岩分室、そして平成10年度には高等部が開設され、教育活動を行ってきました。その後分室を卒業した児童には日中活動支援を提供しています。
令和3年4月には福祉型障害児入所施設と障害者支援施設の併設施設として再編し、児童部は新たなスタートを切りました。
利用者は重い障害があり、言葉によるコミュニケーションが難しく、自傷、他傷等の行動上の課題を持っている方も多くいます。また自身の体調を訴えることができない利用者も多く、日常生活面では食事やトイレ、入浴等も介助が必要です。しかし、どんなに小さなことでも、自分で出来るようになれば、それは喜びに変わります。
支援員は一人ひとりに細心の注意をはらい、状態に応じた適切な対応をしています。
利用者の大きな夢、小さな夢を追い求め、それぞれの目標に到達できるような生活寮づくりを目指して精一杯支援していきたいと考えています。