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定例会議の開催状況:令和5年12月20日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0499022 更新日:2024年4月4日更新

開催日

 令和5年12月20日(水)午後1時15分~午後3時50分

出席者

 山田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員、和田委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 監査室長、監察官室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
     公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果報告等を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。

  2. 令和4年度監査結果に基づく措置の通知について
     警察本部から、「令和4年度を対象とした警察本部及び警察署の県監査委員による監査結果のうち、指摘事項に対する措置について、監査委員に対して通知したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり監査委員に通知する内容を決定した。

  3. 運転免許証交付処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について
     警察本部から、運転免許証交付処分に係る審査請求について、審理経過の報告があり、裁決した。

  4. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案22件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し22件の行政処分を決定した。

  5. 警察職員の援助要求に対する同意について(2件)
     警察本部から、「福島県公安委員会及び北海道公安委員会から、警察職員の援助要求があった。」旨の説明があり、審議の結果、それぞれ同意することとした。

報告事項

  1. 県監査委員による警察本部の監査結果について
     警察本部から、11月30日付けで県監査委員から通知された令和4年度を対象とした警察本部の監査結果について報告があった。

  2. 公安委員会宛て審査請求及び執行停止申立ての受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許取消処分に対する審査請求及び執行停止申立てについて報告があった。

  3. 公安委員会宛て審査請求の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に対する審査請求について報告があった。

  4. 二年参り・初詣における雑踏事故防止対策の推進について
     警察本部から、「令和5年12月31日から令和6年1月3日までの4日間、二年参り・初詣における雑踏事故防止対策を推進する。」旨の報告があった。

  5. 令和5年11月末の犯罪情勢について
     令和5年11月末の犯罪情勢について、警察本部から刑法犯及び特殊詐欺の概況について報告があった。

     委員から、「不同意性交等の認知件数が増加しているが、刑法改正による影響によるものか。」旨の質問があり、警察本部から、「刑法改正による新たな形態に当たるものも認知しているが、増加件数の全てが当てはまるわけではない。」旨の説明があった。

     委員から、「侵入窃盗の認知件数が増加しているが、これらが凶悪化して強盗になることもあると思うので、検挙に努めていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「特殊詐欺は被害防止対策の効果により、オレオレ詐欺や還付金詐欺等の件数が減少したが、架空請求詐欺が増加しており、架空請求詐欺に犯行が移行していると分析できる。警察署協議会に陪席していると、地域においてコンビニエンスストアにおける声掛け阻止が大切との認識が広がりつつあると感じる。地域全体で声掛け阻止の事例を積み重ね、架空請求詐欺を減らす地道な努力が必要である。」旨の発言があった。

  6. 事件の検挙について
     警察本部から、
    ○ 覚醒剤製造未遂事件の検挙
    について報告があった。

その他

  1. 令和5年中の交通事故発生概況について
     警察本部から、12月17日現在の速報値に基づき、令和5年中の交通事故発生概況について報告があった。

  2. 令和6年「新潟県公安委員会業務推進指針」について
     委員から、令和6年「新潟県公安委員会業務推進指針」について報告があった。

  3. 江南警察署協議会陪席結果について
     委員から、「12月11日、江南警察署協議会に陪席した。協議会委員からは厳しい意見はなかったが、やさしい意見こそ大切にしなければならず、警察にはコミュニケーションの中で真意を読み取り、次の施策に活かすようにお願いした。会議では、特殊詐欺に関してコンビニエンスストアと連携した水際対策や防犯機能付き電話機の補助金等について意見があった。特殊詐欺被害の水際対策は喫緊の課題であり、警察とコンビニエンスストアが連携して地域の一体感をいかに深めるかなどについて話をした。また、自転車のヘルメット着用率も話題になり、地域全体で着用率向上に向けた地道な取組が必要であると話をした。最後に、警察に直接相談することに抵抗を感じる市民もいることから、協議会では引き続き忌憚のない意見を頂きたいこと、一方で、警察では市民の小さな声に耳を傾ける努力を続けることをお願いした。

  4. 令和5年概括について
     警察本部から、「令和5年は新型コロナウイルスが5類感染症に移行となり人流が戻り、指数的には交通事故が増加しているのは気になるが、G7サミットの警備等に精一杯取り組んでもらったほか、検挙しなければならない事件についておおむね検挙できた。年末に向け、事件・事故の増加、災害の発生等が懸念されることから、一層気持ちを引き締めて職務に取り組んでまいりたい。」旨の発言があった。