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定例会議の開催状況:令和5年10月4日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0499010 更新日:2024年2月28日更新

開催日

 令和5年10月4日(水)午後1時35分~午後3時30分

出席者

 山田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員、和田委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長、警備第一課長

説明補助者

 公安委員会事務室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 公安委員会宛て情報公開請求に係る部分公開決定について
     警察本部から、公安委員会宛てに提出された行政文書公開請求に係る部分公開決定案について説明があり、審議の結果、継続審議とした。

  2. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案18件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し18件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、報告があった。

  2. NST新潟総合テレビ主催第48回「新潟県民の警察官」表彰式について
     警察本部から、「11月7日、ホテルオークラ新潟において、NST新潟総合テレビ主催で、第48回「新潟県民の警察官」表彰式が開催される。」旨の報告があった。

  3. 令和5年度(第46回)新潟県警察嘱託警察犬審査会の開催について
     警察本部から、「直轄警察犬のみでは迅速的確な事案対応が困難であるため、各警察署長の推薦を受けたシェパード犬等の中から、審査に合格した優秀犬を嘱託警察犬として嘱託するため、10月20日、県警察学校グラウンドにおいて新潟県警察嘱託警察犬審査会を開催する。」旨の報告があった。

     委員から、「嘱託犬の飼育や指導をされている方の、自ら経費を負担して日々嘱託犬を訓練し、かつ警察活動にも協力して社会に貢献しようという姿は、本当に素晴らしいと思う。」旨の発言があった。

     委員から、「以前審査会を視察した際に、嘱託犬の賢さに加え、指導員の愛情、熱意を感じて感動したことがあった。このような形で県民の安全、安心に貢献していただいていることは本当にありがたいことだと思う。」旨の発言があった。

  4. 県内初の電動キックボードによる交通違反の検挙について
     警察本部から、電動キックボードによる道路交通法違反(無免許運転)及び自動車損害賠償保障法違反(無保険車の運行)事件の検挙について報告があった。

     委員から、「キックボードの運転免許の要否は、キックボードの見た目の違いなど、わかりにくい面があるので、販売店等が購入者に対し、周知する必要性などを警察がもっと広報する必要があると思う。」旨の発言があった。

     委員から、「先日、本件についてニュースで報道されているのを見たが、キックボードの運転免許が必要なものがあることに関する説明が全くなされていなかった。キックボードは免許が不要になったという程度の認識しかない方にとって、もっと広報をする必要があると思う。」旨の発言があった。

     委員から、「違反の検挙のみでなく、どうすると違反になり、違反しないためにどうすべきかということについて報道機関を通じるなどして、もっと広報する必要があると思う。今後、本県でも普及が広がり学生等の利用者も増加していくと思われるが、新しいルール基準が社会に浸透するよう今後も広報に努めていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「新しいキックボードの規制が、わかりづらいのではないかという懸念があったが、やはりそうなのだなと感じる。警察署協議会に陪席した際、協議会委員からも懸念の声が出ていた。キックボードの事故防止対策が後手にならないよう積極的に広報等の対策に努めていただきたい。」旨の発言があった。

     警察本部から、「本件については、交通安全を確保するために必要な取締りを確実に実施したものであり好事例であったと考えている。しかし、御指摘いただいたキックボードの規制に関する広報についても、今後、しっかりと取り組んでまいりたい。」旨の発言があった。

  5. 事件の検挙について
     警察本部から、
     ○ 医薬品、医療機器等法違反事件の検挙について
    について報告があった。

その他

  1. 妙高警察署協議会陪席結果について
     委員から、「9月28日、妙高警察署協議会に陪席した。妙高警察署協議会は5人であるが、地域で感じる疑問などが投げかけられる様子が見受けられ、防犯意識の高さを感じることができた。会議について、この場で報告したいものが2点あった。一つ目は、速度等取締り指針について警察署が説明した中で、住民から飲酒運転の取締り要望がなされていることの説明があった。妙高署管内では、飲酒運転の検挙は少ないようであるが、引き続き、飲酒運転対策を講じる必要性について、特殊詐欺などの犯罪にも共通することだが、取締りと広報という二つの要素が重要であることを話した。二つ目として、ある委員から、新潟県における自転車のヘルメット着用率が低い原因について質問が出されたことから、私から着用率が低い原因は一概には言えないものの、ヘルメットの着用以前に法令違反も目立つことから、ヘルメットに限らず広い観点での指導や広報を行う必要があることを話した。協議会の終了後、委員とともに、妙高署の留置施設を視察し、その後、署の生活安全課から「青パト」の施策について説明があった。参加した委員からは、警察署からの説明について、時折、質問をしたり感想が出ていた。」旨の報告があった。

  2. 国際電話番号による特殊詐欺について
     警察本部から、「今般、報道もなされているが、国際電話による特殊詐欺が急増していることから、総務省と警察庁が協働により注意喚起用のチラシを作成した。本県でも全国同様に急増している状況である。対策として海外との電話が不要な方は発信、着信を無償で休止できる手続がある。今後、同チラシを活用するなどして広報してまいりたい。」旨の報告があった。

     警察本部から、「過去に携帯電話、固定電話による特殊詐欺の犯行に対し、警察庁と総務省が連携して対処してきた経緯があり、犯行側の手法も変遷してきている。今般の国際電話に対しても過去と同様に警察庁、総務省がしっかりと協働して施策を講じていることから、県警察としても特殊詐欺防止のため同施策の浸透に早急に取り組んでまいりたい。」旨の発言があった。