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定例会議の開催状況:令和5年8月23日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0499004 更新日:2024年2月1日更新

開催日

 令和5年8月23日(水)午後1時15分~午後3時30分

出席者

 山田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員、和田委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 公安委員会事務室長、交通企画課長、交通規制課長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について
     公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果報告を基に審議した結果、申出者に対する通知文を決定した。

  2. 新潟県高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準を定める条例の一部改正について
     警察本部から、「令和5年7月1日に特定小型原動機付自転車の交通方法に係る道路交通法の一部改正が施行されたことに伴い、国家公安委員会規則「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準」が改正されたことから、同規則に基づき制定されている「新潟県高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準を定める条例」についても同様の改正を行う。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  3. 自動車運転代行業者の認定取消処分の実施について
     警察本部から、「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律に規定する認定の取消要件に該当した運転代行業者に対し、聴聞等一連の手続が終了した。聴聞等の結果を踏まえ、認定取消処分としていただきたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  4. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案23件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し23件の行政処分を決定した。

  5. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「北海道公安委員会から、行幸啓警衛の万全を期すため、警察職員等の援助要求があった。」旨の説明があり、審議の結果、同意することとした。

報告事項

  1. 令和5年警察あて苦情の受理状況及び処理状況について(7月末現在)
     警察本部から、令和5年7月末現在における警察あて苦情の受理及び警察側に非がある拾得物の届出に関する苦情等の処理状況について、報告があった。

     委員から、「落とし物の届出をすれば感謝等されるべきものであるのに、対応した職員の態度は、届け出た方にすればショックであり、警察に対する不信感に繋がるであろう。今後も継続して適切な市民応接に努めるよう指導していただきたい。」旨の発言があった。

  2. 公安委員会宛て情報公開請求の受理について(2件)
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた行政文書公開請求について報告があった。 

  3. 公安委員会宛て審査請求の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許取消処分の取消しを求める審査請求について報告があった。

  4. 自転車運転者講習の受講命令の実施について
     警察本部から、「道路交通法に規定される自転車運転者講習制度に基づき、過去3年以内に2回以上の自転車危険行為により検挙された者に対し、本県で初めて公安委員会による自転車運転者講習の受講命令を行い、講習を実施予定である。」旨の報告があった。

  5. 高齢歩行者事故抑止対策の実施について
     警察本部から、高齢歩行者事故抑止対策(シルバーレスキュープロジェクト(SRP作戦))の目的、機関、歩行者事故の発生状況等について報告があった。

     委員から、「75歳以上の歩行者が事故に遭いやすい要因としては、運動機能や認知機能の低下により、横断する際の判断や回避行動が思うようにできないということが上げられると思うので、そのようなことを考慮して高齢者に対する広報啓発活動を推進していただくようお願いしたい。」旨の発言があった。

     委員から、「信号機のない横断歩道上で、歩行者が手を挙げて渡る際に一方の車線の車両が気付いて止まっているのに、対向車線の車両が止まらないといった場面を目にすることがある。運転手、歩行者双方にとって非常に判断に迷う危険な場面だと思う。そのような場面で事故が起こらないよう周知をお願いしたい。」旨の発言があった。

     委員から、「横断歩道のない道路を歩行者が横断する際に事故に遭うケースも多いわけで、そういった事故への対策も重要と思う。歩行者に対する指導等を適切に行っていただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「高齢者が、ゆっくりと道路を横断される姿を良く目にして危険だなと感じる場所がある。そのような場所で重点的に高齢歩行者への交通安全指導を行う必要があるのではないか。」旨の発言があった。

     委員から、「高齢者等の歩行者が横断しようとする場面をよく目にする道路があるが、地域住民の歩行者や自転車乗りが横断する頻度の高い道路というのはあるわけで、夜になれば危険であるし、事故も起こりうることから、そのような地域での注意喚起も重要であると思う。」旨の発言があった。

  6. 令和5年7月末現在の交通事故発生概況等について
     警察本部から、令和5年7月末現在の交通事故発生概況等について、報告があった。 

  7. 事件の検挙について
     警察本部から、
     ○ 自動車運転代行業者による道路運送法違反
    の検挙について、報告があった。

その他

  1. 道路運送法違反の取締りについて
     警察本部から、「少子高齢化やコロナ禍の影響により貨物業等の大型トラックの運転手不足が顕著となったことから、警察庁と関係省庁が連携して大型運転免許の取得条件の緩和を行った事例があるが、規制を緩和するには規制の理由となっている部分に対して相応の対策を講じることが前提である。報告した道路運送法違反事件については、コロナ禍が明けたことや、タクシー運転手の不足などが背景となっている可能性もあるが、警察としては、規制緩和のニーズが背景にあったとしても、今後もこのような違反に対して厳しく対処してまいりたい。」旨の発言があった。

     委員から、「一般旅客の安全確保という観点から、厳しく対処せざるを得ない事件であると思う。」旨の発言があった。