ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 定例会議 > 令和5年 > 定例会議の開催状況:令和5年4月5日

本文

定例会議の開催状況:令和5年4月5日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498988 更新日:2023年9月15日更新

開催日

 令和5年4月5日(水)午後1時15分~午後4時05分

出席者

 和田委員長、山田委員、斎藤委員、櫻井委員、津野委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、組織犯罪対策本部長、監察官室長

説明補助者

 公安委員会事務室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 公安委員会宛て苦情申出に対する通知について(2件)
     公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出2件について、調査結果報告等を基に審議した結果、1件については継続審議とした。また、1件については申出者に対する通知文を決定した。

  2. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案13件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し13件の行政処分を決定した。

  3. 警察職員の援助の要求について
     警察本部から、「G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議警備に万全を期すため、警察法第60条(援助の要求)に基づく警察職員の援助要求を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

報告事項

  1. 公安委員会宛て苦情申出の受理について(2件)
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出2件について報告があった。

  2. 公安委員会宛て文書の受理について(2件)
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた調査嘱託書及び国家公安委員会宛てに届き本県公安委員会に回付された意見・要望の文書について、それぞれ報告があった。

  3. 自転車盗被害防止対策について
     警察本部から、「昨年本県の刑法犯は平成15年から20年連続で減少したが、コロナによる行動制限が緩和されたことにより街頭犯罪が増え、自転車盗については昨年から増加傾向にあることから、自転車盗被害防止対策を実施することとした。被害時の施錠状況は、施錠なしが約75パーセントであり、被害状況としては、駅周辺における被害及び高校生の被害が約半数を占めている。被害防止対策として、被害状況の分析等に基づく警戒・検挙活動の強化、高校を対象とした自転車盗難被害防止推進校の委嘱の推進等による駐輪場利用者対策を行い、これらを積極的にマスコミに広報して県内全体に自転車の盗難を許さないという気運を盛り上げてまいりたい。」旨の報告があった。

     委員から、「自転車盗に及ぶ者は、犯罪意識が希薄なのではないか。自転車盗で検挙されたら取調べや処罰を受けることについて、軽微な犯罪であり事例にするのは難しいかもしれないが、より具体的な広報が必要である。また、高校生が被害者となることが多いことから、指導を徹底する努力が必要である。」旨の発言があった。

     委員から、「検挙された者はどの年代が多いのか。」旨の質問があり、警察本部から、「多いのは成人である。」旨の説明があり、さらに委員から、「盗難届を出した自転車が発見される率はどのくらいなのか。」旨の質問があり、警察本部から、「正確な数値を本日把握していないことから、確認の上、後日説明したい。」旨の発言があった。

  4. 令和5年3月末現在の交通事故発生概況等について
     警察本部から、3月末現在の交通事故発生概況等について、資料に基づき報告があった。

     委員から、「発生件数、死者数の累計が前年に比べ増加しているが、コロナが落ち着き人の動きが増えたことが影響しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「影響は少しあったかも知れないが、コロナが落ち着いたことにより増加したものかは不明である。増加している事故の特徴としては、昨年9月以降、高齢者の死亡事故が増加していることから、高齢者に対する事故防止対策を進めてまいりたい。」旨の説明があった。

     委員から、「冬期間のスリップ事故は、春になると忘れがちであるが、特に高速道路では死亡事故につながる危険があるほか、一度事故が起きると渋滞につながり、長時間の立ち往生ということになりかねない。降雪が多い時には、運転手がスピードを抑えるように、パトカーによる警戒など見える警戒活動を強化する等、スリップ事故に対する効果的な防止対策を検討していただきたい。」旨の発言があった。

その他

  1. 自転車盗について
     警察本部から、「自転車盗は1年ほど前から増加しており、軽微な犯罪ではあるが、放置すると街全体の治安に影響しかねない。対策として、被害状況を分析して警戒活動、検挙活動、鍵かけの推進に取り組んでおり、取組の効果について今後注視してまいりたい。」旨の発言があった。