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定例会議の開催状況:令和5年3月29日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498987 更新日:2023年9月14日更新

開催日

 令和5年3月29日(水)午後1時15分~午後3時15分

出席者

 和田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 公安委員会事務室長、取調べ監督室長、けいさつ相談室長、情報公開室長、広報広聴課長補佐、安全安心推進室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「3月9日、長野県公安委員会から、山岳遭難事案に関する捜索のため、警察職員等の援助要求があった。本件に関しては、同日、公安委員会に口頭で御報告のうえ同意をいただいている。」旨の説明があり、審議の結果、同意書を決定した。

  2. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「広島県公安委員会から、G7広島サミット警備に万全を期すため、警察職員の援助要求があった。」旨の説明があり、審議の結果、同意することとした。

  3. 「新潟県公安委員会個人情報保護事務取扱規程」等の制定について
     警察本部から、「個人情報の保護に係る新たな法令が整備されたことに伴い、新たに「新潟県公安委員会個人情報保護事務取扱規程」等を制定したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  4. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案12件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し12件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 新潟県議会2月定例会の開催結果について
     警察本部から、2月20日から3月22日までの31日間開催された、新潟県議会2月定例会の開催結果について、資料に基づき報告があった。

  2. 令和4年12月中の警察あて苦情の受理状況及び措置結果等について
     警察本部から、「令和4年12月中の警察あて苦情の受理は4件であり、そのうち警察側に非がある苦情は、交通事故処理に関する警察職員の言動等について1件であった。」旨の報告があった。

     委員から、「説明はわかりやすくは基本である。また、説明の言葉が一言足りないような事例もあるが、まずは交通事故当事者等の相手の心情に寄り添い対応するという意識がとても大切であり、それが具体的にどういう声掛けやひと言につながるのか、というところを機会ある毎に指導を行っていただきたい。」旨の発言があり、警察本部から「交通事故等の機会に警察から説明を受けたり事情を聞かれたりというのは、精神的な負担も小さくなく当事者にとってハードルの高い部分と思う。そういった相手の心情に配慮し、必要な説明を丁寧かつ、わかりやすく行うよう職員に対する指導、教養を継続して行っていきたい。」旨の説明があった。

  3. 公安委員会宛て苦情申出に対する調査結果について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果報告があった。
     
     委員から、「交通事故当事者である苦情申出者に対しもう少し丁寧な説明をすべきではないのか。」旨の発言があった。

     委員から、「苦情申出者からの電話質問に対する警察官の返答が不充分だったのは明らかである。そこをしっかりと受け止める必要がある。」旨の発言があった。

  4. 防犯機能付き電話買おうぜ大使メッセージ動画のYouTube掲載について
     警察本部から、「平成30 年からこれまでに任命した「防犯機能付き電話買おうぜ大使」8名に対して生活安全部長名の感謝状を贈呈し、贈呈式に出席した大使から県民に向けたメッセージ動画をYouTubeの「新潟県警察公式チャンネル」に3月30日より掲載する。」旨の報告があった。

  5. 令和5年2月末の刑法犯認知件数等について
     警察本部から、令和5年2月末における刑法犯認知件数等について、資料に基づく説明のほか、「刑法犯認知件数は前年(令和4年)同期比で増加傾向であるが、要因の一つとして全刑法犯の約60パーセントを占めている窃盗総数の増加が挙げられる。特に昨年末から自転車盗の増加が著しく、2月末において前年同期比で37件、約60パーセントの増加となっている。なお、全国においても全刑法犯、重要犯罪、窃盗総数ともに増加傾向であり、本県は10パーセント台の増加にとどまっているが、全国は20パーセント台の増加となっている。特殊詐欺については、2月末現在で、被害額が約2,153万円となり前年同期と比べ約5,554万円の減少となっている。手口別では、架空料金請求詐欺と還付金詐欺が全体の84.2パーセントを占めている。検挙件数の手口は、オレオレ詐欺4件、預貯金詐欺2件、還付金詐欺1件となっている。」旨の報告があった。

     委員から、「特殊詐欺は減少傾向であるとのことだが、全国的には強盗事件が相次ぎ、特殊詐欺犯行グループによる強盗へのシフト、「闇バイト」による犯行が国民に大きな不安を与えていることから、このような犯罪への警戒、捜査を強力に推進していただきたい。」旨の発言があった。

     委員から、「先般、秋葉警察署協議会に陪席した際に、警察が自治体を通じて自転車の鍵掛けについて広報を推進したところ、自転車盗の発生件数の増加を抑制できたという説明を聞き感心した。先日、知人が自転車を盗まれた際に別件であるが被疑者が検挙されて自転車も発見されたという話を聞いた。自転車盗も増加傾向とのことだが、これまでと異なる目的の犯行も増加しているのではないか。春となりコロナの影響が縮小する中、人流が活発化して犯罪の増加が懸念されるが、鍵掛け等の防犯対策はもとより様々な犯罪に対して県民の防犯意識が高まるように、自治会や諸団体を通じるなどして広報啓発活動を継続して行っていただきたい。」旨の発言があった。

  6. 初任科第393期生・一般職員初任科第36期生入校式の実施について
     警察本部から、「4月7日、警察学校において初任科第393期生(短期課程・長期課程)及び一般職員初任科第36期生の入校式を実施する。」旨の報告があった。

その他

  1. 警察職員等の援助要求に対する同意について
     委員から、「3月17日、行方不明者の捜索要請のため、山形県公安委員会から本県公安委員会に対し、警察法第60条第1項の規定に基づく警察職員等の援助要求があり、新潟県公安委員会運営規則第10条に規定する「権限行使の特例」を適用し、本県公安委員会として同意した。」旨の報告があった。

  2. 令和5年度警察費の予算編成について
     警察本部から、「県議会2月定例会において、令和5年度予算が可決された。警察の予算編成は、警察官の給与、施設や装備品の更新、維持管理等の固定的経費が大きな割合を占め、政策的な取組に多くを充てられない困難な側面があるものの、議会で承認された予算を適切に執行して、効果的な治安維持対策を推進してまいりたい。」旨の発言があった。