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定例会議の開催状況:令和5年3月1日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498984 更新日:2023年6月15日更新

開催日

 令和5年3月1日(水)午後1時15分~午後2時45分

出席者

 和田委員長、山田委員、斎藤委員、櫻井委員、津野委員
 警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 警務課長、警務課課長補佐、交通指導課長、少年課長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 新潟県公安委員会の事務の専決に関する規則の一部改正について
     警察本部から、「法律や条例の改正に伴い、関係事務が追加されることなどから、「新潟県公安委員会の事務の専決に関する規則」の一部を改正したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  2. 組織改正に伴う公安委員会規則の一部改正について
     警察本部から、「令和5年度における新潟県警察の組織・定員の見直しに伴い、関係する公安委員会規則について所要の改正を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  3. 道路交通法の一部を改正する法律の施行に伴う公安委員会規則の一部改正について​
     警察本部から、「4月1日施行の道路交通法の一部改正により、条項ずれが生じることから「新潟県確認事務の委託の手続き等に関する細則」について、所要の改正を行いたい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  4. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案19件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し19件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 令和4年度警察官採用試験の実施結果について
     警察本部から、令和4年度警察官採用試験の実施結果について、資料に基づき報告があった。

     委員から、「県警の定数における男女比の考え方について、民間企業は男女雇用機会均等法で男女別の採用はできないが、県警の警察官採用試験は、その職業の性質上、男女別に枠を決めて採用を行うわけであるが、令和4年の女性警察官Aについては、採用予定数を上回る合格者、応諾者数となっている。応諾率との兼ね合いもあるが、採用予定数の女性警察官は絶対に確保したいので、予定数を上回る合格者数を出しているということか。」旨の質問があり、警察本部から、「県警では、警察官定員に占める女性警察官の割合を、令和8年度までにおおむね13パーセントまで引き上げることを目標としており、この目標を達成し得るよう、退職者数などを見ながら、採用予定数や合格者数を決定しているものである。」旨の説明があった。

  2. 令和4年中の拾得物・遺失物の取扱状況について
     警察本部から、令和4年中の拾得物・遺失物の取扱状況について、資料に基づき報告があった。 

  3. 令和5年度の監察実施計画について
     警察本部から、令和5年度の監察実施計画について、資料に基づき報告があった。

     委員から、「民間では監査・検査時に職員から無記名のアンケートをとるなどしているが、監察の中でそうした取組は行っているか。」旨の質問があり、警察本部から、「監察に際してアンケートは実施していない。」旨の説明があり、委員から、「適切に状況把握を行い、問題のある職員にはヒアリングをして、本人の状況を改善していくということも大事なことだと思う。」旨の発言があった。

     委員から、「監察執行官と職員の意見交換について、以前、どのように意見交換をするか質問した際に、設定したテーマについて意見交換をすると説明を受けた。その時は、コロナ禍でもあり、活動・行動の制限や、プライベートでの閉塞感など、警察職員に限らず一般的にストレスが強く心配な部分もあったが、そうした不安などを気楽に吐露できるような場面や時間の設定はあるのか質問をした覚えがある。最近は、ようやくコロナ禍から解放されて、通常の状況で意見交換ができるということで喜ばしく思っているが、ぜひ、意見交換の時間帯を工夫するなどして、3年間の様々な意見を吸い上げられるようにしていただけたら良いと思う。」旨の発言があった。

  4. 令和5年全国優秀警察職員表彰被表彰者の決定について
     警察本部から、「警察職員として長期にわたり職務に精励し、抜群の功労があり、他の模範となる者に対して警察庁長官が表彰する令和5年全国優秀警察職員表彰の本県受章者が決定した。」旨の報告があった。

  5. 損害賠償請求控訴事件の発生について
     警察本部から、損害賠償請求控訴事件の発生とその対応について報告があった。

  6. YouTubeを活用した広報啓発活動について
     警察本部から、「県教育長、県総務部大学・私学振興課と連携の下、県内の高校生の協力を得て作成した、「少年による薬物乱用防止」と「情報モラル啓発」のメッセージ動画を、YouTube「新潟県警察公式チャンネル」において令和3年から配信しているが、新たに東京学館新潟高等学校書道部のメッセージ動画2本を作成し、3月1日から配信を開始する。」旨の報告があった。

     委員から、「県警公式チャンネンルに登録していると動画掲載のお知らせが来るので、見るきっかけとなるが、登録していない場合は自分から動画を見に行ってもらわなければ見てもらえない。教育委員会と連携して、授業で紹介するなど多くの学生たちから見てもらえるようにして工夫していってもらいたい。」旨の発言があった。

     委員から、「学生たちが利用する駅や電車、バスなど学生たちの目に入りやすい場所で、こうした動画を流せば効果的だと思う。」旨の発言があった。

  7. G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議交通総量抑制会議の開催について
     警察本部から、「G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議の開催に向け、交通総量抑制に係る協力要請を行い、官民一体となった諸対策の推進を図るため、3月14日、合計28の機関・団体及び事業者による会議を開催する。」旨の報告があった。

     委員から、「会場周辺以外の空港などについても協力要請を行わないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「空港や高速道路などについても、別途協力要請を予定している。」旨の説明があった。

その他

  1. 指定通訳官のニュースについて
     委員から、「先日、県警の指定通訳官のニュースを目にしたが、凜として通訳を行っている姿を頼もしく思った。こうした、外部から知られていない部署に光を当て、県民の皆さんに知ってもらう機会は良いことだと思う。」旨の発言があった。

  2. 横断歩行者を守る交通事故防止運動について
     警察本部から、「本日(3月1日)から3月10日までの間、横断歩行者を守る交通事故防止運動を実施するが、これに合わせて企画した交通安全啓発パンについて、本日午前中に発表会を実施し、マスコミ報道もしていただいた。有効に活用し、横断歩行者の交通事故防止を図ってまいりたい。」旨の報告があった。

  3. 職員が能力を発揮できる環境の整備について
     警察本部から、「委員から、外部にあまり知られていない部門に関心を示していただいたことに、感謝申し上げる。警察部内には、例えば、通訳官や遺失物の担当者、情報システム部門の職員など、いわゆる犯罪捜査や対策というところには直接関わらない部門がいくつもあり、そうしたところにも、公安委員会の皆様に関心を持っていただけるのはありがたいことである。県警としても積極的に賞揚・評価を行ってまいりたい。また、先程コロナの影響というお話もあったが、一般的な人間関係だけではなく、おそらく職員間の仕事上の関係にも影響を与えている部分もあると感じている。職員がその持てる能力を十分発揮できるようにしていくことが幹部の責務であり、監察のみならず、あらゆる機会や措置を通じて、健康管理やワークライフバランスなどの実現に努めてまいりたい。最後に、警察部内だけでは考え方や業務の進め方などが固着しがちとなるため、公安委員のご意見は非常にありがたく、引き続きのご指導をお願い申し上げる。」旨の発言があった。