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定例会議の開催状況:令和4年12月14日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498976 更新日:2023年4月7日更新

開催日

 令和4年12月14日(水)午後1時15分~午後4時30分

出席者

 和田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 公安委員会事務室長、けいさつ相談室長、警務課長、犯罪被害者支援室長、監査室長、交通指導課長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 警察職員の援助要求に対する同意について
     警察本部から、「沖縄県公安委員会から、重要防護施設の警戒警備の万全を期すため、警察職員の援助要求があった。」旨の説明があり、審議の結果、同意することとした。

  2. 警察行政サイトの対象手続追加及び関係規程の改正について
     警察本部から、「令和3年6月1日から警察庁が運用を開始した警察行政手続サイトの対象手続として現在は20手続を運用中であるが、令和5年1月4日から新たに3手続が追加されることに伴い、「新潟県公安委員会等の所管する行政手続等における情報通信の技術の利用に関する規程」の一部を改正したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり決定した。

  3. 犯罪被害者等給付金の支給裁定について
     警察本部から、「犯罪被害者等から公安委員会に対して、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づく申請が行われたことから、給付金額を算定した。」旨の説明があり、裁定を行った。

  4. 令和3年度監査結果に基づく措置の通知について
     警察本部から、「県監査委員による令和3年度監査結果において、指摘事項であった項目について、警察本部が講じた措置の内容を代表監査委員に通知したい。」旨の説明があり、審議の結果、原案どおり代表監査委員に通知する内容を決定した。

  5. 放置違反金納付命令に係る車両の使用制限処分について
     警察本部から、放置違反金納付命令に係る車両の使用制限対象事案2件について、事案の内容及び聴聞結果等の説明があり、審議の結果、原案どおり使用制限処分を決定した。

  6. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案15件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し15件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 公安委員会宛て文書の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた意見・要望等文書について報告があった。

  2. 令和5年新潟県警察月別重点業務及び広報重点の策定について
     警察本部から、令和5年新潟県警察月別重点業務及び広報重点の年間計画策定状況について、資料に基づいて報告があった。

     委員から、「令和5年は統一地方選挙やG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議があるので、春の全国交通安全運動の時期を変更する等しているが、令和6年以降は前の実施時期に戻す予定なのか。」旨の質問があり、警察本部から、「令和6年は春の全国交通安全運動等が元の時期に戻り、新入学(園)児を守る交通安全週間はなくなるが、元々、春の全国交通安全運動は新入学(園)児の交通安全確保に主眼をおいているものである。」旨の説明があり、委員から、「新入学(園)児の交通安全を確保するという効果を考えると、やはり4月に交通安全運動を実施するのが望ましいと思う。元に戻るということで承知した。」旨の発言があった。

  3. 令和4年8月中の警察あて苦情の受理状況及び措置結果等について
     警察本部から、「令和4年8月中の警察あて苦情の受理は4件であり、そのうち警察側に非がある苦情は、警察官の言動等に対するもの2件であった。」旨の報告があった。

     委員から、「今回の苦情に関しては、先入観に基づく言動が原因である。先入観に基づく言動が原因である。公権力を持っているということを十分認識して対応に当たるべきである。」旨の発言があった。

     委員から、「県民のアンケートの中でも、警察に対する否定的印象の原因は、「警察官の態度や行動」が一番多かった。言動に注意を払うことは大事なことだと思う。」旨の発言があった。

  4. 公安委員会宛て苦情申出に対する調査結果について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に対する苦情申出について、調査結果報告があった。 

  5. 県監査委員による警察本部の監査結果について
     警察本部から、12月1日付けで県監査委員から通知された令和3年度の警察本部の監査結果について報告があった。

     委員から、「公用車の交通事故は、統計的に見ると件数や金額はある程度平均的なのか、あるいは年ごとに大きく違うのか。」旨の質問があり、警察本部から、「過去数年間を見る限り件数、金額とも年により増減があり一定ではない。後退時の構造物等への衝突など、防げるはずの事故は防いでいかなければならず、公用車事故防止の徹底を図ってまいりたい。」旨の説明があった。

  6. 令和4年11月末現在の交通事故発生概況等について
     警察本部から、11月末現在の交通事故発生概況等及び交通事故要注意交差点における対策状況等について、資料に基づいて報告があった。

     委員から、「交通事故要注意交差点の竹尾インター交差点では、物件事故が前年同期比39件減少と大幅に減っているが、物理的なことで対策をしたのか。」旨の質問があり、警察本部から、「同交差点に関する対策は、注意喚起が主であるが、その効果が出たものかは不明である。」旨の説明があった。

     委員から、「9月以降、死者数が近年にない急増をしているが、加齢による判断力の低下等、高齢であることが原因などの特徴は出ているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「事故原因については、高齢者に限られたものではなく、加齢に起因するとの分析は出ていない。」旨の説明があった。

     委員から、「交通事故要注意交差点について一部しか知らず、普段その場所を通行していても交通事故要注意交差点である認識がなかった。もっと当該交差点を通行する人に対してアピールする広報が必要だと思う。また、インターチェンジ交差点における事故は、直進対右折など、どのような形態の事故が多いのか。」旨の質問があり、警察本部から、「インターチェンジでは流入の際に接触する事故や、渋滞停止中に前の車が発進したと誤認し追突する形態の事故等が多い。広報については、県警のTwitterや道路管理者の道路情報板を使った広報も行っているが、まだ十分とは言えないため、引き続き周知に努めてまいりたい。」旨の説明があった。

     委員から、「死亡事故が増加したことは残念であるが、結果として受け止め、様々な対策を講じて次年度に、特に死亡事故の発生を減らせるよう努めていただきたい。」旨の発言があった。

その他

  1. 三条警察署協議会陪席結果について
     委員から、「12月6日、三条警察署協議会に陪席したので報告する。三条警察協議会は、協議会と警察署の信頼関係ができており、意見を遠慮なく言える環境であると感じた。警察からの報告で私が興味を持ったのは、女性職員だけの意見交換会を開催し10人が参加して活発な意見が出されたということで、女性が少数の警察において、とても良い取組だと思う。三条市は金物の町というという土地柄、外国のバイヤーや労働者がたくさんいて、人が煩雑であると同時に、交通インフラが非常に整っていて良い面がある反面、特殊詐欺の犯人が出入りしやすいなどのマイナスの面もある地域だという説明を興味深く聞かせていただいた。また、協議会委員から、狭い交差点などで子供が道路ギリギリに立ち止まって信号待ちなどをしているのはとても危険なので、子供用の待機位置を示すサインのようなものを設置できないかとの御意見があった。簡単なことではないと思うが、署からは関係部署と協議しながら検討していきたいとの話があった。また、住民の皆さんが、今非常に不安を感じているのは、やはりSNS上のトラブルである。私は、SNSでのトラブルというと誹謗中傷や、商品売買などをイメージしていたが、インスタグラム等の画像に関するトラブルが多く発生しているとのことであった。最後に、協議会会長から、警察署協議会代表者会議にリモートで参加した際に、他の警察署協議会で行われている要望や対応の内容などが、非常に参考になったとの話しがあり、他の協議会と意見を交わせる機会を設けることは、有意義なことだと実感した。」旨の報告があった。