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定例会議の開催状況:令和4年8月3日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498950 更新日:2022年10月21日更新

開催日

 令和4年8月3日(水)午後1時15分~午後3時15分

出席者

 津野委員長、和田委員、山田委員、斎藤委員、櫻井委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 総務課課長補佐、犯罪被害者支援室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 犯罪被害者等給付金の支給裁定について
     警察本部から、「犯罪被害者等から公安委員会に対して、「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」に基づき遺族給付金の申請が行われたことから、給付金額を算定した。」旨の説明があり、裁定を行った。

  2. 運転免許関係の意見聴取等について
     警察本部から、運転免許取消対象事案21件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し21件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 令和4年第2四半期におけるけいさつ相談受理状況について
     警察本部から、令和4年第2四半期におけるけいさつ相談受理状況について、資料に基づき報告があった。

  2. 令和4年第2四半期における感謝・激励の受理状況について
     警察本部から、令和4年第2四半期の警察宛て感謝・激励の受理状況について、資料に基づき報告があった。

  3. 令和4年夏の定期人事異動の概要について
     警察本部から、令和4年夏の定期人事異動の概要について、資料に基づき報告があった。

  4. 令和4年度第1四半期(4月~6月)の監察実施結果について
     警察本部から、令和4年度第1四半期(4月~6月)の監察実施結果について、資料に基づき説明があった。

     委員から、「公用車事故防止の好事例については、水平展開されるのか。」旨の質問があり、警察本部から、「本部内に設置する公用車事故防止対策ワーキンググループにおいて具体的事例などについて話合い、その結果を踏まえ、さらに公用車事故防止対策委員会において検討した新たな事故防止対策等を各所属にフィードバックすることとしている。」旨の説明があった。

     委員から、「拳銃の保管管理について、所属内における日頃の管理状況は確認しているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「所属内では毎日確認をしており、随時監察における結果も、チェックシートを作成して所属に通知している。特に拳銃の保管管理の指摘事項については、確実に改善を図るよう徹底している。」旨の説明があった。

     委員から、「本県は駐在所が多いが、駐在所の業務に関するチェック体制は、どのようになっているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「監察官室における随時監察のほか、地域部地域課でも指導班が随時巡回し、指導を行っている。監察官室と地域部地域課では実施結果を共有し、チェック体制がより効果的に機能するよう努めている。」旨の説明があった。

  5. 令和4年6月末における刑法犯認知件数等について
     警察本部から、令和4年6月末における刑法犯認知件数等について、資料に基づく説明があったほか、「特殊詐欺については、被害額が6月末現在で約2億4,460万円となり、前年に比べ約9,600万円増加したほか、6月末現在で昨年の被害額を上回った。手口別では、オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺が被害の約9割を占めている。被害者の約75パーセントを高齢者が占めているほか、オレオレ詐欺の被害者は全て高齢者であった。」旨の報告があった。

     委員から、「最近、農作物を対象として窃盗事件が発生したとのニュースがあったが、県内の被害発生状況と対策はどうか。」旨の質問があり、警察本部から、「本年は旬の作物が散発的に被害に遭っている状況である。被害の発生状況を分析しながら、警察官による重点的なパトロールを行うなど、被害防止に努めて参りたい。」旨の説明があった。

     委員から、「特殊詐欺が県内だけでなく、全国的に増加傾向とのことだが、新型コロナの新規感染者数が減少し社会活動が活発になると、特殊詐欺被害の件数が反比例して増加しているのではないかと思うが、どう分析しているか。」旨の質問があり、警察本部から、「新型コロナの新規感染状況が特殊詐欺被害増減の大きな要因となっているのか分析はできていない。新型コロナの行動制限が影響した可能性はあるが、最近は被疑者と被害者が対面しない還付金詐欺の増加が目立つなど、一概に新型コロナの感染者数が特殊詐欺の被害件数に影響しているとは言えないと考える。」旨の説明があった。

     委員から、「特殊詐欺で検挙された者の属性はどうなっているのか。」旨の質問があり、警察本部から、「ほとんどが男性であり、年代は20代が最も多くなっている。居住地は全て県外であった。」旨の説明があり、委員から、「特殊詐欺の被害者にならないという広報も重要であるが、割の良いアルバイトがあるなどと勧誘されて安易に特殊詐欺に加担してしまう若者もいることから、加害者にさせない広報も重要だと思う。」旨の発言があった。

  6. 令和4年上半期の情報技術解析課における技術支援について
     警察本部から、令和4年上半期の情報技術解析課における技術支援の実施状況について、資料に基づき説明があった。 

  7. 事件の発生及び検挙について
     警察本部から、
     ○ 新潟市江南区東船場地内における死亡ひき逃げ事件の発生と検挙
    について報告があった。

その他

  1. 委員長退任の挨拶について
     委員長から、「あっという間の一年であった。在任中はコロナ禍が続いたが、コロナ禍に対応するため、会議にハイブリッド方式を新たに取り入れるなど、業務の効率化につながる良い面もあったが、対面で行うことのかけがえのなさが際だった。在任中には、県知事選挙、参議院議員選挙があり、要人も多数県内入りしたが、警護が無事に終了しほっとしている。また、令和3年中、県内の交通事故による死者数が統計の残る1946年以降最少であったほか、小中学生の死者数も統計を開始した1970年以降初めて「0」となったことや、本年上半期において、重要犯罪の検挙率が全国1位となったことが報道されたが、これらは職員一人一人の地道なたゆまぬ努力の成果であり、報道を目にした県民の県警に対する期待と信頼につながるものと考える。酷暑が続くが、体調管理に配意され、本県の治安維持に御尽力いただきたい。今後も引き続き一委員として県民の意見が反映されるように努めて参りたい。」旨の挨拶があった。

  2. 県議会6月定例会について
     警察本部から、「県議会6月定例会が8月2日に閉会した。本会議、常任委員会ともに、警察関連の質問は少なかったが、丁寧に答弁を行った。」旨の発言があった。

  3. コロナ対策について
     警察本部から、「8月2日、県の新型コロナ対策本部会議が開催されたが、県警内でも感染者と待機者はかなりの数となっており、警戒している。県民の安全安心に支障を来さぬよう警察業務の維持に努めて参りたい。」旨の発言があった。