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定例会議の開催状況:令和4年6月22日

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498945 更新日:2022年8月17日更新

開催日

 令和4年6月22日(水)午後1時15分~午後3時45分

出席者

 津野委員長、鍋谷委員、和田委員、山田委員、斎藤委員
 本部長、警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長

説明補助者

 公安委員会事務室長、監察官室長、けいさつ相談室長、監査室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐

議題事項

  1. 運転免許証交付処分に係る審査請求の審理経過報告及び裁決について(2件)
     警察本部から、運転免許証交付処分に係る審査請求2件について、審理経過の報告があり、それぞれ裁決をした。
     
     委員から、「運転免許関係の審査請求では、交通違反の現認状況が争点となることが多く見受けられるが、パトカーにカメラを設置し違反状況を撮影するなどの対応が必要だと感じる。」旨の発言があった。

  2. 運転免許関係の意見聴取等について
    ​ 警察本部から、運転免許取消対象事案18件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し18件の行政処分を決定した。

報告事項

  1. 公安委員会宛て審査請求の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許証交付処分に対する審査請求について報告があった。

  2. 公安委員会宛て文書の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた意見・要望等文書について報告があった。

  3. 公安委員会宛て苦情申出の受理について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について報告があった。

  4. 公安委員会宛て苦情に対する調査結果について
     警察本部から、公安委員会宛てに届いた警察職員の職務執行に関する苦情申出について、調査結果報告があった。

  5. 令和3年度犯罪被害者支援推進状況について
     警察本部から、令和3年度における犯罪被害者支援に係る各種公費負担制度の支給件数、犯罪被害給付制度の申請及び裁定状況、県内市町村に対する見舞金制度導入の働きかけの状況等について、資料に基づき報告があった。

     委員から、「かつては犯罪被害に遭っても、泣き寝入りせざるを得ない状況もあったが、新潟県犯罪被害者等支援条例が制定され、徐々に支援体制が整い、有り難いと思う。犯罪被害者等に対する見舞金は、昨年から県内市町村において制度導入が始まり、現在は17市町村で導入されているとの説明があったが、報道等でも取り上げられているように、見舞金はあくまでも一時金であり、犯罪被害により心身に不調が生じた被害者等が立ち直るまでには時間がかかる。その間の補償としては十分なものとは言えず、さらに充実した補償制度の整備をお願いしたい。」旨の発言があった。
     
     委員から、「犯罪被害者支援に関する予算は十分あるのか。予算不足により支給できないことはないのか。」旨の質問があり、警察本部から、「予算については、問題なく対応できているが、改めて確認する。」旨の説明があった。(予算の措置状況について、令和4年6月29日の公安委員会で、警察本部から、「犯罪被害給付金は、全額国費である。各種公費負担制度は県費で支出しているが、国から2分の1補助を受けている。県費で支出している分についても、犯罪被害者支援に関しては予算不足を理由に支援できないことにならないよう、必要な措置を講じている。」旨の説明があった。)

  6. 令和3年度の新潟県留置施設視察委員会の活動状況について
     警察本部から、令和3年6月1日から令和4年5月31日までの1年間における、留置施設視察委員会の活動内容及び視察結果等について、資料に基づき報告があった。

  7. 令和4年夏の交通事故防止運動の実施について
    ​ 警察本部から、「7月22日から7月31日までの10日間、「横断歩行者等の交通事故防止」、「疲労運転の防止」、「飲酒運転の根絶」を重点及び推進事項とした令和4年夏の交通事故防止運動を実施する。期間中は県内の水族館3箇所において、「~夏休みは僕らにまかせて~『渡るよサイン2022夏』」と題して、上・中・下越にある水族館のペンギンのマスコットキャラクター等を新たに広報大使に任命し、各水族館において広報啓発活動を実施する。」旨の報告があった。

     委員から、「横断歩道を横断しようとする歩行者がいる際の一時停止については、浸透しつつあるが、一般のドライバーに比べタクシードライバーが停止しないことが多いように思う。」旨の発言があり、警察本部から、「歩行者妨害の取締り等を通じて、県民全体の歩行者保護意識が高まるよう取り組んで参りたい。」旨の説明があった。

     委員から、「疲労運転の防止に関連するが、「事業用軽貨物車(黒ナンバー車)が原因の事故が増加している。ドライバーの大半は宅配の個人事業主とみられ、労働規制が及ばず、過重労働が事故につながっている可能性がある。」との新聞記事が先日掲載されていた。個人事業主は運転業務を管理する者がおらず、指導が行き届きづらいことから、個人事業主のドライバーが多く利用する休憩エリア等において、重点的に疲労運転への注意喚起等を行ってもらいたい。」旨の発言があった。

     委員から、「疲労運転の防止を推進するため、道の駅において広報を行うとの説明があったが、道の駅には県外からのドライバーも多く、良い着眼点だと思う。また、飲酒運転根絶のため、時間帯を問わず交通検問を実施するとのことだが、是非積極的な実施をお願いしたい。」旨の発言があった。

その他

  1. 佐渡警察署協議会陪席結果について
     委員から、6月21日、佐渡警察署協議会に陪席した結果について報告があり、「とても和気あいあいとした雰囲気の中で多くの質問や意見が交わされ、私自身も得るものが多くあった。佐渡警察署は管内が広域であるが、交番や駐在所の連携に加え、地域住民の方々の協力により良好な治安が維持されていると感じた。また、高齢化が全国より先行している本県において、高齢者対策に関する佐渡での試みが全国に広がってほしいと思う。最後に、協議会委員の皆様に、特殊詐欺対策などについて、地域の方と警察の橋渡し役として、これからも忌憚ない御意見をいただけるようお願いし、私の講評とした。」旨の発言があった。

  2. 参議院議員選挙に対する取組について
     警察本部から「本日参議院議員選挙が公示となった。全国ニュースで、注目の選挙区のトップに新潟選挙区が取り上げられるなど、本県は全国的にも注目度が高く、選挙期間中に複数の要人の県内入りが予定されていることから、選挙違反の取締りに加え要人警護にもしっかり取り組んで参りたい。」旨の発言があった。