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天気や場所により放射線量が違う理由について教えて

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0044842 更新日:2019年3月29日更新

新潟県では、柏崎刈羽原子力発電所周辺の28の地点にモニタリングポストを設置し、空間放射線量率を24時間連続で測定しています。

空間放射線量率とは、放射線を浴びることにより、空気が受けとるエネルギー量のことです。放射線の量が増えれば、空間放射線量率の値も上がります。

通常、測定される線量率は、大地などからの自然放射線によるものですが、柏崎刈羽地域では、この値はおよそ30~50nGy/h(ナノグレイ毎時)です。
(晴天時、NaI(Tl)シンチレーション式測定器による値)
ここでいうナノ(n)は接頭語の一つで、ミリ(m)の100万分の1を表します。

市街地での測定
コンクリート建物が多い市街地では線量率がやや高くなります

海岸そばでの測定
海岸近くでは、線量率はやや低めになります

放射線は建物の壁や床、天井中に存在する天然の放射性物質からも出ています。例えば建物やトンネルの内部等では外部よりも放射線の量は多くなりますし、外部でもコンクリート建物が多い市街地では、線量率の値がやや高めになることがあります。

逆に、開けた土地や海岸のそばでは放射線の量が全体として少なくなるため、線量率は低くなる傾向があります。

雨の日の測定
雨が降ると放射線が一時的に増加することがあります

雪の日の測定
雪が積もると地面からの放射線が減少します

雨が降ると、空気中にただよっているちりが雨で地表に落とされて、結果としてちりにふくまれていた比較的短寿命の天然放射性物質(鉛-214:半減期約27分、ビスマス-214:同約20分等)が地面に集められることになります。

その結果、雨の日には一時的に線量率が高くなることがあり、これまでの測定では150ナノグレイ毎時を超えたこともあります。

また、雪が積もると地面からの放射線がさえぎられます。このため、線量率が低くなり、これまでに20ナノグレイ毎時を下回ったこともあります。

このように、測定する場所や、天候などの違いにより、環境放射線の量は変動しています。

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