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地方消費税Q&A よくあるご質問
- Q1 消費税のほかに地方消費税がかかると聞いたのですが。
- Q2 私たちがお店で支払った地方消費税はどうなるのですか。
- Q3 私が新潟県で支払った地方消費税が、本社のある東京に納められてしまうのですか。
- Q4 地方消費税の半分が市町村に交付されると聞いたのですが。
Q1 消費税のほかに地方消費税がかかると聞いたのですが。
A 地方消費税は、活力ある豊かな福祉社会の実現を目指し、地方分権の推進や地域福祉の充実等のために必要な地方財源の充実を図るために創設されました。
みなさんがお店で支払われるいわゆる消費税10%のうち、国の消費税は7.8%で、残りの2.2%が地方消費税です。
Q2 私たちがお店で支払った地方消費税はどうなるのですか。
A みなさんから地方消費税を受け取った事業者の方が、住所地や本店所在地の税務署に、国の消費税と一緒に申告して納税します。
税務署に納めていただいた地方消費税は、後日、国から県に払い込まれます。
Q3 私が新潟県で支払った地方消費税が、本社のある東京に納められてしまうのですか。
A 地方消費税を納めていただく事業者の方々に負担にならないよう、納税は本店所在地でまとめて行っていただきますが、この税金を最終的に消費が行われた都道府県に配分するために、都道府県間で「清算」をしています。
みなさんが支払われた地方消費税ひとつひとつについて、どの都道府県で支払われたのか特定するのは不可能ですので、この「清算」には、「小売年間販売額」「サービス業対個人事業収入額」および「人口」の3つの統計の数値による各都道府県の割合(各都道府県ごとの消費に相当する額)を利用しています。
Q4 地方消費税の半分が市町村に交付されると聞いたのですが。
A 地方分権の推進や地域福祉の充実等のために重要な役割を担っている市町村の安定した財源を確保するために、都道府県間で清算した後の地方消費税の2分の1の額を県内の市町村に交付しています。
この場合、各市町村の「人口」および「従業者数」の割合に応じてあん分して交付しています。