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令和7年度当初予算知事最終調整に関する知事コメント
本日より、令和7年度当初予算案の最終調整が始まりました。
令和7年度当初予算は、長期化する物価高の影響を受ける事業者・生活者への支援など、直面する足元の課題に適切に対応しつつ、現在策定を進めている新たな総合計画を踏まえて、将来の人口定常化を目指し、多くの方から魅力ある場として「選ばれるよう」、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」づくりに向けた新たな一歩を踏み出す予算を編成したいと考えております。
本県の総人口の見通しは今後も不可避的に減少局面が継続する中でも、将来の人口定常化を目指し、成長力のある持続可能な社会を構築し、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」を実現するため、「子育てに優しい社会の実現」など、中長期的な視点から分野横断的に対応すべき6つの重要課題に取り組む施策を積極的に推進していく必要があります。
その際、限られた財源の中でも、既存事業のスクラップ・アンド・ビルドによる選択と集中を実施し、本県が誇る魅力・特色をさらに伸ばし、活用する事業など、より効果の高い事業への再構築を徹底し、「選ばれる新潟」の実現を目指してまいりたいと考えております。
一方で、令和13年度の公債費のピークに確実に対応する必要があります。物価高、金利上昇や賃上げによる給与改定の影響など、本県の財政運営を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、先行きは不透明で楽観視できる状況にはないことから、行財政基本方針に基づき、堅実な収支の下、本県の歳入規模に見合った歳出構造を堅持してまいります。
今後、地方財政計画をはじめ国の予算や制度等、これまでに市町村、関係団体など多くの皆様からいただいたご要望やご意見等を踏まえながら、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」の実現に向け、新年度当初予算の最終調整を進めてまいります。
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