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【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2020年4月~6月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:20200406 更新日:2022年4月15日更新

魚沼の農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。

「中干し」やってます! (6月25日更新)

 6月下旬、魚沼市内の田んぼでは中干しが実施されています。

 中干しは、田の表面に小さなヒビが入る程度まで田んぼを乾かす作業のことです。この作業により土壌に酸素が供給され、水稲の根が健全な状態になり、生育がそろいます。

 魚沼農業普及指導センターやJA北魚沼は、中干し適期を稲作農家に呼びかけるために、ポスターやのぼり旗を設置しています。適切な栽培管理による、魚沼米の食味・品質向上を目指しています。

 中干し時期を伝えるポスター
中干し時期を伝えるポスター

中干し実施を伝えるのぼり旗
中干し実施を伝えるポスター

月岡公園のユリが見頃を迎えています (6月24日更新)

 新潟県内最大のユリ産地である魚沼市堀之内地区にある月岡公園では、公園内の約10,000本のユリの花が見頃を迎えています。

 毎年、ユリの咲く時期に合わせて「月岡公園ユリ祭り」が開かれていましたが、新型コロナウイルス禍にある今年は、関係者協議の結果、中止が決定されました。
 ユリの花の見頃は来週半ば頃までの見込みですので、ウイルスの感染防止に御配慮いただき、是非お越しください。
 なお、市内の直売所では、ユリ切り花をお手頃価格でお買い求めになれます。

見頃を迎えた月岡公園のユリ
見頃を迎えた月岡公園のユリ

あぜ道研修会が開催されました (6月11日更新)

 6月9日に魚沼市藪神地区でJA北魚沼主催の「あぜ道研修会」が開催されました。

 あぜ道研修会とは、コシヒカリの栽培管理に関する情報をあぜ道で共有するものです。今回は、主に中干し・溝切りのポイントを共有しました。

 中干しは、田の表面に小さなヒビが入る程度まで田んぼを乾かす作業です。期間は2週間程度で、大きなヒビが入る前に終了します。この作業により土壌に酸素が供給され、水稲の根が健全な状態になるとともに過剰な分げつを抑え、稲の生育をととのえます。

 また、溝切りはスムーズに水管理を行えるよう田んぼの中に溝をつけて水の通り道を作る作業です。フェーンなど急激な高温時や秋の長雨の対策のための重要な作業です。

 研修会は今後6日間で、魚沼市内の各地区の数十会場で開催されます。

研修会の様子1     
研修会の様子1

研修会の様子2
研修会の様子2

魚沼市では田植えのピークを迎えています (6月1日更新)

 5月下旬の魚沼市では、晴天の中、田植えの最盛期を迎えています。

 今年は近年の温暖化を踏まえ暑すぎる8月前半に米が実ることを避けるため昨年よりコシヒカリの田植え時期を遅らせる工夫をしています。

 農家の皆さんは田植え機を巧みに操縦し、まっすぐに植えていきます。

 田植え作業は5月末頃まで続き、田んぼに植えられた苗はすくすくと育っていきます。

田植えの様子

田んぼに移植されたイネの様子

田植え前の準備がピークを迎えました! (5月19日更新)

 5月中旬の魚沼市では、田植え前の代かき(しろかき)作業がピークを迎えました。
 代かきとは、田植えの前に田んぼに水を入れて土を細かく砕いて土の表面を平らにする作業のことです。
 この作業により、田植え作業がしやすくなり田んぼの水持ちが良くなります。これにより、苗の生育をそろえ、雑草の発生を抑えます。代かきをしたトラクターの左側と代かき前の右側の田面の違いがはっきりと分かるかと思います。
 高台から望むと、多くの田んぼで代かきが終了しています(写真2枚目)。代かきが終わるといよいよ田植えが始まります。

代かき中の田んぼ       
(1)代かき中の田んぼ

高台から魚沼の平野を望む
(2)高台から魚沼の平野を望む

ふきのとうの第1回園芸参入塾開催! (5月15日更新)

 魚沼農業普及指導センターでは、5月8日に堀之内地区の舟山で令和2年度第1回目の園芸参入塾を開催しました。

 園芸参入塾は、地域農業のリーダー的存在の園芸農業者を塾長に、園芸に取り組んで間もない人や、園芸所得の向上を目指す方を対象とした研修会です。

 今回はふきのとうの定植方法について、塾長の滝沢丈夫さんが肥料の施し方・畝のつくり方など畑の準備、苗の植え方に関して、経験に基づいた技術講習を行いました。

 塾長の親身な説明に対し、参加者からは多くの質問があり、有意義な研修会になりました。

 園芸参入塾は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、マスクの着用やソーシャルディスタンスに気をつけながらの開催となりました。今年度は今回も含め4回程度の開催を予定しています。

参入塾の参加者が自己紹介をしている様子。      

滝沢さんから栽培管理を学ぶ参加者

定植後のふきのとう

種まきの季節がやってきました! (4月24日更新)

 魚沼市内では、水稲の種まきがピークを迎えています。
 画像は機械が自動で種をまく様子を撮影しました。
 この機械は、「箱に土を入れる→水をまく→種をまく→土をかける」作業を手際よく進めてくれます。
 種がまかれた箱を20日程度ハウスなどで管理して、できた苗を田植することになります。
 さて今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、感染予防はもとより、様々な業種で「コロナに負けるな」と頑張られていることと思います。
 米作りは1年に1回しかできず、それぞれの時期の作業が感染により滞るとお米が獲れなくなることも考えられます。
 農業者の方々は美味しいお米を皆様に安定してお届けできるよう感染予防に努めながら、いつもより緊張感を持って進めています。
 外出自粛等で業務用米の消費が減っていますが、お家で家族みんなとおいしい魚沼産米を食べて笑顔になって過ごしていただければ幸いです。

苗箱に土を入れる作業   
箱に土を入れる作業

種まき
種まき

土をかける作業
土をかける作業

春先のふきのとう栽培状況確認 (4月20日更新)

 魚沼市は早春を彩るふきのとう、うるい、たらの芽といった山菜栽培が盛んで、冬から春にかけて出荷が行われています。
 春の時期は、「出荷シーズン後半」と「次の作に向けた栽培はじめ」が重なります。
 1枚目の写真は出荷に向けて調整をしている様子です。2枚目の写真は、農業振興部職員が次の作に向け養成株の生育状況を確認しているところです。
 生産者が手をかけ栽培している魚沼の山菜を店頭で見かけた際は、是非召し上がってくだい。

  ふきのとうの調整作業
 写真1 ふきのとうの調整作業(4月16日)

 次の作に向けた養成株の確認
 写真2 次作に向けた養成株の確認(4月16日)

ミズバショウ・ザゼンソウが咲いています (4月20日更新)

田起こしが始まった魚沼市原虫野のほ場周辺では、今年もミズバショウが花をつけています。

標高200mに満たない地点に自生する物は珍しいとされています。

農家の皆さんはそんな貴重な植物を優しく見守りながら、魚沼米を生産しています。

ミズバショウとほ場
ミズバショウとほ場

ミズバショウとザゼンソウ
ミズバショウ(手前)とザゼンソウ(奥)

露地のユリ栽培が始まりました (4月13日更新)

 市内では、いよいよユリの露地栽培が始まりました。
 堀之内地区の舟山集落では、武藤結翔(ゆうと)さんが、少雪のため例年より早くユリ球根を植え付け、畦の上にワラを敷いていました。
 敷きワラには、畑の水分保持や、高温時に地温の上昇を抑える効果があり、露地のユリ切り花栽培には欠かせないものです。
 現在、やっと芽を覗かせたユリは、これから春の日射しを浴びてぐんぐん生長し、7月上旬頃に収穫を迎える予定です。

ワラを敷く武藤さん
ワラを敷く武藤さん

芽を覗かせたばかりのユリ
芽を覗かせたばかりのユリ

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