ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 魚沼地域振興局 農業振興部 > 【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2019年10月~12月)

本文

【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2019年10月~12月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:20191012 更新日:2022年4月15日更新

魚沼の農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。

たらの芽の出荷が始まりました (12月25日更新)

 魚沼市では、ふきのとう、うるい、たらの芽等の山菜の促成栽培が行われており、今年も各品目で出荷が始まりました。

そのうち、たらの芽では出荷の本格化に合わせ、12月18日に出荷目合わせ会を開催しました。約20名の生産者が集まり、出荷規格、出荷方法などを確認しました。

みなさんも一足早い春の味を楽しんでみませんか。

農家の集まった写真
約20名が集まり出荷規格を確認

パッケージ写真
たらの芽製品

作柄検討会が開催されました (12月12日更新)

 12月12日にJA北魚沼本店で、魚沼地域の今年のお米の出来具合や来年の栽培について話し合う、魚沼地域作物作柄検討会が開催されました。
 今年は高温やフェーンなどの異常気象の中、美味しさは確保されているものの、米の見た目を判断する農産物検査では評価を表す1等の比率が下がりました。
 そのような中、当日は生産者や関係者が集まって、気象変動に負けない米作りについて、終了予定時間をオーバーするくらい熱心に話が行われました。
 また、会場には、集落ごとに1等の比率をパーセント別に色分けしたシールを貼った地図も用意され、出席の皆さんも興味深く見つめていました。
 消費者の皆さんが期待している、おいしくて品質の高い「魚沼コシヒカリ」を目指して、すでに来年の米作りは始まっています。

作柄検討会の様子

作柄検討会の様子

魚沼指導農業士会が、花きと水稲の先進経営を視察しました (12月11日更新)

 魚沼指導業士会は会員の更なる資質向上を図るため、12月5日に南魚沼市の花鉢物生産農家と、魚沼市の大規模水稲経営農家を視察しました。
 花鉢物農家ではクリスマス需要に向けて生産しているポインセチアのハウスを見学し、生育管理、花鉢物生産の経営、流通販売などの話を聞きました。
 また大規模稲作経営では、農業を担う人が急激に減少高齢化する中で、魚沼米産地としての生産体制をどのように考えているか、等について話を聞き、意見交換を行いまいした。

出荷終盤のポンセチア
出荷終盤のポインセチア。参加した会員は生産や流通について熱心に質問した。

大規模水稲経営体の作業場
大規模水稲経営農家(指導農業士Ob)から、将来の地域農業について意見を聞いた。

今年の最優秀金賞は? (12月9日更新)

12月6日にJA北魚沼本店で、「JA北魚沼 米食味コンテスト2019」最終審査会が開催されました。
今年は異常気象もあり29点の出品と例年より少なめでしたが、その中で1次審査、2次審査を通過した5点が、最終審査となる官能試験(食べ比べ)に進みました。
五ツ星お米マイスターの西島審査委員長を始めとする14名の厳正な審査の結果、最上位である最優秀金賞は広神地区の石田武久氏に決まりました。
石田氏からは「特に変わったことはしていないが、10aに300~600kgの堆肥と有機質肥料のみを使って栽培した。」とのコメントがあり、土作りに力を入れたことが今年の異常気象を乗り越え、良い結果に結びついた要因の一つと言えるようです。
来年も基本技術を守り、気象変動に負けない美味しい米作りを目指します。

JA北魚沼 関会長の開会挨拶

食味審査の様子

魚沼農業振興部 渡部副部長から今年の魚沼米生育概要を説明

最優秀金賞受賞の石田氏

魚沼産そばのむき身で新料理に挑戦 (11月26日更新)

  11月16日(土曜)、(一財)魚沼農耕舎が魚沼市産そばのむき実の利用拡大を目指して、料理コンテストを開催しました。先だってWebページ、Facebookで料理を募集し、応募のあった中から5種類の料理を、県の6次産業化サポーターから支援いただき試作を行いました。
Facebookのフォロワー及び市、JA等関係機関にも声をかけ、約20人で試食を行ったところ、圧倒的大差で11票を集めた栄養満点スタミ菜飯が最優秀賞となりました。
  また、試食後は新そばがふるまわれました。
  レシピについては後日、農耕舎のFacebookページに掲載される予定です。

 5種の料理
5種類の料理。左上から時計回りに、
「ペペロンそばの実クラッカー」
「肉みそそばの実とそばパスタ」
「豆乳寒天のそばの実ソース添え」
「そばのむき実Deわさびいなり」
「栄養満点スタミ菜飯」

スタミ菜めし
最優秀の「栄養満点スタミ菜飯」はそば
の実、大根菜、魚沼コシなどが使われます。

試食中
農耕舎の代表自ら調理・試食提供を手伝い、
多くの方から試食いただきました。

ユリ切り花の品質向上の取り組み (11月22日更新)

 普及指導センターでは、ユリ切り花の品質を向上させるため、市販の”品質保持剤”の使用方法と効果について実証調査しています。
 品質保持剤は、収穫後の切り花に吸わせることで、花のボリュームと日持ちを向上させる効果が得られます。
 ユリでも効果が確認され、生産現場で導入されていますが、より効果的な処理方法についての研究が取り組まれています。

ユリ切り花
品質保持剤により、ユリ切り花の品質が向上。

ゆり切り花
寒い日は暖かい事務室に移して、温度管理をしています。

イチジクの冬支度が始まりました

8月下旬から始まったイチジクの収穫は11月上旬で終了しました。雪に備えての冬支度が始まっていて、生産者の皆さんはほ場の片付けや剪定に大忙しです。(紅葉に映える山の手前の青く見える場所がイチジクのほ場です)
  魚沼地域でのイチジク栽培は3メートル以上積もる雪にあっても枝折れしないよう、主幹を地面に沿って這わせるオールバック仕立て(地面に沿って這う仕立て方)にするのが特徴です。
  生食用イチジクの出荷・販売は終了しましたが、今年もドライフルーツの販売が始まっています。
昨年同様に農福連携の一環として、市内にある障害者サービス事業所「なないろ」にドライフルーツ加工を依頼し、JA直売所の「百菜花ん」やJAイベントなどで販売しているので、見かけた際はぜひご賞味ください。

紅葉の山々です
イチジクのほ場の後ろに見える山々は綺麗に紅葉しています。

剪定作業
選定作業(不要な枝をノコギリでカット)

剪定中のほ場
剪定中のほ場

イチジクのドライフルーツ
ドライフルーツは食物繊維がたっぷり

さといもの毛羽取機(けばとりき)と選別機の実演会を開催しました (11月14日更新)

 魚沼市中家・池平(ちゅうか・いけだいら)のほ場整備予定地区では、今後の園芸生産の導入に向けて試作したさといもを10月下旬に堀り上げました。

 また11月7日には、さといも毛羽取機* と選別機の実演会を魚沼地域農業振興協議会園芸振興部会が開催し、農業者や関係機関など約20名が参加しました。農機メーカー(株)ホクエツから、スイング式毛羽取機の説明と実演をしてもらい、作業方法を確認することができました。

*毛羽とは、さといもに生じる細い根や繊維のことで、手で取り除くのは大変な手間がかかる。

さといもの堀り上げ
中家・池平地区の農業者や関係機関など約10名が参加し、さといもを収穫。

毛羽取機の実演
さといも毛羽取機の使用方法について説明。

新潟県グリーン・ツーリズム全体交流会in魚沼を開催しました (11月1日更新)

10月29日(火曜日)、30日(水曜日)に、新潟県グリーン・ツーリズム推進協議会などによる「新潟県グリーン・ツーリズム全体交流会in魚沼」が魚沼市を会場に開催されました。
これは、新潟県内のグリーン・ツーリズム関係団体・個人の相互交流を通じ、グリーン・ツーリズムに対する意識の向上を図り、地域の活性化を図ることを目的とした催しです。
初日の29日は、魚沼市地域振興センターで、東京都武蔵野市教育委員会からの講演と、(一財)魚沼市地域づくり振興公社の小中学校の宿泊体験活動の事例発表が行われました。
その後は、交流会として地域のお母さん方による郷土料理が振る舞われ、鬼面獅子山太鼓などが披露されました。
  2日目の30日は市内各地で、農産加工やネイチャーゲーム、銀山平ガイドツアー体験が行われました。
 今後もグリーン・ツーリズムを通じた地域振興の支援を行っていきたいと考えています。

県内各地から130人が集まりました
県内各地から130人が集まりました

交流会のおもてなし料理「うおぬまのごっつぉ」
交流会のおもてなし料理「うおぬまのごっつぉ」

入広瀬の鬼が面山に因む「鬼面獅子山太鼓」
入広瀬の鬼が面山に因む「鬼面獅子山太鼓」

(魚沼市の交流にご興味のある方は、(一財)魚沼市地域づくり振興公社Facebookページ(https://www.facebook.com/uonuma.furusato/<外部リンク>)をご覧ください。また、2日目の交流の様子は、にいがたグリーン・ツーリズムセンターのホームページ(https://green2rhythm.jp/<外部リンク>)をご覧ください)

魚沼の花が農林水産大臣賞を受賞しました (10月28日更新)

新潟県花きコンテスト切花共進会の審査が新潟市食育・花育センターで10月18日に行われました。
当日は県内の切り花産地から107点の出品があり、管内からもユリを始めとして61点が出品されました。
厳正な審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞は、Otユリ※「センシ」を出品した、魚沼市原の渡辺一明さんが受賞しました。
魚沼市から昨年に続いて2年連続の受賞で、技術力の高さが伺われました。
この他にも、魚沼市からは特別賞3点、金賞6点、銀賞6点の入賞があり、入賞された皆さんへ、賞状やトロフィーが手渡されました。
魚沼市のユリ切り花の出荷は終盤となっていますが、来年も美しい花の出荷が期待されます。
※Otユリとは、オリエンタル系ユリとトランペット系ユリの種間交雑でできたあらたな品種群です。

ユリなど107点の切り花が出品

委員による厳正な審査

渡辺一明さん(中央)

農林水産大臣賞を受賞した渡辺一明さんのOTユリ「センシ」

園芸品目の生産振興を目的とし、研修会を連日開催しました (10月24日更新)

 地域推進品目である山菜は養成期間の終盤を迎え、10月15日に‘うるい’、10月17日に‘たらの芽’の各生産組合が、現地巡回研修会並びに今後の促成栽培にむけた全体会議を行いました。
 また、ほ場整備地区で新たにさといもの生産導入を検討している農家を対象に、先進地である五泉市を10月16日に視察しました。収穫機によるいもの掘り上げ作業や、選果場の見学をしました。

うるいほ場見学
北魚沼うるい生産組合の全体圃場現地巡回。株の生育状況を確認。

タラの芽ほ場見学
堀之内たらのめ生産組合の現地巡回。原木の太さや芽の膨らみ を確認し、現地で意見交換。

サトイモほ場見学
五泉市のさといも畑で、実際に収穫機で掘り上げる作業方法 を見学

秋の耕転作業が行われています (10月18日更新)

 稲刈りが終わった魚沼市では、田んぼでトラクターによる耕転作業が始まりました。

 秋に行う耕転作業は「秋打ち」とも言い、田んぼに残った稲わらや刈り株をすきこむ作業です。

 地温が高い秋のうちにすきこむことで、稲わらの分解を進め、毎年行うことで堆肥施用と同等の効果が見込めます。稲刈りが終わったばかりですが、早くも来年以降への「土づくり」が始まっています。

トラクターによる耕転

トラクターによる耕転

トラクターによる耕転

蓮台ドライの出荷が始まりました (10月2日更新)

魚沼市では、田んぼでハス(蓮)の花を栽培してお盆に出荷していることは、以前フォト通信でお知らせしました。
花が散った後の、果実の部分をドライフラワーにしたものを「蓮台ドライ」と呼んでいて、10月を迎えるこの時期から出荷が始まります。
先日、生産者が集まって出荷目あわせが開催されました。
この頃はハロウィンの飾りなどにも使われているようで、写真のように種のあった部分に色とりどりの丸めた布を詰めると、とてもかわいいオブジェにもなります。
皆さんも面白い使い方を考えてみてはいかがでしょう?

蓮台

蓮台出荷

研修会

      

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ