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【魚沼】魚沼の農業フォト通信(2019年7月~9月)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:20190709 更新日:2022年4月15日更新

魚沼の農産物の状況や生産者の取組等を紹介します。

収量・食味センサー搭載コンバインによる稲刈り (9月27日更新)

 9月24~25日に魚沼市守門地域で(株)新潟クボタさんと(一財)魚沼農耕舎さんの協力のもと、スマート農業の実証の一貫で収量・食味センサーを搭載したコンバインによる稲刈りが行われました。

 このコンバインは稲刈り終了直後にほ場ごとの収量や食味の計測を行い、データ化します。そのデータを翌年の肥料設計等に活用することで、収量・食味の向上につなげることができるものです。

 中山間地域特有の小さく、形が不揃いな田んぼにおいての稲刈りでしたが、オペレーターの方は大きなコンバインの作業スピードに驚いていました。

 今後も中山間地域におけるスマート農業の導入に向けて実証を行っていきます。

収量コンバイン

収量コンバイン収量コンバイン

Wcsを知っていますか? (9月25日更新)

 皆さんはWcs(ホールクロップサイレージ)をご存じでしょうか?
 飼料作物の実と茎葉を同時に収穫し発酵させた牛用の飼料のことで、今回はデントコーン(飼料用トウモロコシ)の作業の様子を紹介します。
 作業は(1)デントコーンを刈り取り裁断して円筒状に圧縮→(2)ラッピングして密閉→(3)運搬、を専用の機械で行います。
ラッピングされたWcsは1ヶ月以上発酵させた後、魚沼市では乳牛用の餌として使われます。

デントコーンの刈り取り

円筒上に圧縮

ラッピング

運搬

そばの花が満開を迎えています (9月18日更新)

 魚沼市ではそばの花が満開を迎えています。

 栽培面積は約76ha栽培されています。8月上旬に種をまいてから2カ月半ほどの10月中旬頃から収穫が始まります。

 稲刈りが終わるとそばの収穫が始まり、魚沼の秋が深まっています。

そばの花

そばの花

そば畑

そば畑

コシヒカリの稲刈りが始まりました (9月13日更新)

 魚沼市ではコシヒカリの収穫が始まっており、順調に刈取が進んでいます。

 ハザにかけられた稲も、お日様の光を浴びてキラキラ輝いています。新米がたのしみです。

 コシヒカリの収穫が終わると、次は晩生品種の新之助の収穫が始まります。

乾燥中

刈り取り

園芸ほ場見学会を開催しました (9月10日更新)

 県では園芸生産拡大を推進しており、魚沼市においても、圃場整備予定地区を中心に試験的な園芸生産が始まっています。

 8月29日には、今後のより一層の園芸生産拡大に向け、園芸ほ場見学研修会を開催しました。関係機関や農業者約50名が参加し、導入が始まった品目や、JAの推進品目の生産ほ場を見学するとともに、栽培方法や収益性について活発な意見交換がなされました。

 

ほ場を見学する様子

産地見学会開催しました (9月3日更新)

8月31日(土曜日)に魚沼市堀之内地区を中心に、ユリ切り花産地見学会を開催しました。 この見学会はユリ切り花産地の後継者確保を目的に、切り花栽培に興味がある参加者を募集して行われました。
当日は県外からの1名を含む4名が参加し、ユリ切り花栽培などについて説明を受けた後、冷蔵庫などの施設や、実際の切り花を栽培しているほ場などを見学しました。
参加者からは多くの質問があり、対応した魚沼花き園芸組合の八木組合長も熱心に答えていて、有意義な会となりました。
今後もこのような取り組みを通じて、関係者が一体となって新規就農者の確保を目指します。

開会

現地ほ場

冷蔵庫内

コスモスが咲き始めました (8月28日更新)

 魚沼市吉平にある上原(うわっぱら)コスモス園では、コスモスが平年より早く開花を迎えています。

 先週、TVで様子が放映されたこともあり、平日にもかかわらずたくさんの人が見に来ていました。

 一直線に伸びた道路の両側に広がる畑は、一瞬、北海道を思わせる風景です。

これから9月にかけてますます見頃となるコスモス園、皆さんも魚沼市においでの際は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

コスモス遠景

コスモスと空

上の原台地

深雪なすの出荷が最盛期を迎えています (8月20日)

 魚沼産「深雪なす」の出荷が最盛期を迎えています。

 「深雪なす」は、魚沼市薮神地域を中心に栽培されている在来の品種です。十全ナスの優良系統を30年にわたり選別して確立したと言われており、現在も地域の農家が自ら種を採り品種を守っています。

 果実の大きさはやや小ぶりで、ずんぐりとした長卵型です。皮が柔らかく歯切れが良いため、浅漬けにすると非常に美味しく食べられます。また、果肉がしっかりしているため煮崩れしにくく、煮物や焼き物にしても美味しいです。

 今後、県内外に10月頃まで出荷が続きますので、ぜひ味わってみてください。

ナス
現在ほ場では日々、開花・着果する状況が見られます。

出荷前のナス
収穫後はきれいに箱詰めされ、フィルムシートで保護された状態で出荷されます。

お盆に”花ハス” (8月9日更新)

 8月お盆の需要期を控えて、市内では花ハスの出荷が盛りを迎えています。

 需要期の出荷に向けて、魚沼花き園芸組合では、6月からほ場巡回を行い、花ハスの生育状況を確認するとともに、花市場と情報交換を行ってきました。

 花ハスは蕾の状態で収穫され、鮮度を保つため、専門の包装資材に包まれて出荷されます。

 お盆には、日本各地で魚沼産の花ハスが飾られます。

巡回の様子
ほ場を巡回し、生育状況を確認(6月27日)

花ハスほ場
綺麗な花が咲く市内の花ハスほ場

出荷の様子
蕾の状態で出荷

出荷の様子
JAの集荷場で出荷を待つ花ハス

ドローン施肥 (8月5日更新)

 7月26日と31日に、魚沼市守門地区にある(一財)魚沼農耕舎の田んぼでクボタ農機とカトウAMの2社に協力してもらい、ドローンで穂肥を散布しました。

 ドローンだと10a散布するのに1分半位ですが、20kg位の重さのある動力散布器を背負って、人が肥料を撒くと20分かかり、暑い中で汗だくの大変な作業になります。 

 両日とも30度を超える暑い日でしたが、約50aを散布するのに準備時間を入れても10分くらいで終了し、オペレーターは楽に作業することができました。

 今後も中山間地域におけるスマート農業の導入に向けて実証を行っていきます。

ドローン

散布の様子

ドローン

散布の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラジコン草刈機の実証を行いました (7月25日更新)

 7月17・18・22日の3日間、魚沼市旧守門村にある(一財)魚沼農耕舎のほ場でラジコン草刈機の実証を行いました。
 魚沼地域は傾斜の大きな法面の田んぼが多く、暑い時期の草刈は危険を伴う重労働です。
 今回は安全で楽に作業できることを目的に、農業機械メーカー三社(イセキ、クボタ、三陽)の協力でラジコン除草機による草刈を行い、35度を超える急斜面での草刈機の操作性や除草能力を調査しました。
 性能は三社三様で、甲乙付けがたいものがありましたが、どの機種も安全で楽に作業できました。
 ラジコン草刈機が活躍すれば、農業者の心強い味方になりそうです。

ラジコン草刈機の実証

ラジコン草刈機の実証

ラジコン草刈機の実証

セレクションリリーが開催されました (7月19日更新)

 7月11日に魚沼市堀之内地区で、ユリの新しい品種を紹介する「新潟セレクションリリープロジェクト」現地確認会(新潟県花き振興協議会主催)が開催されました。
 当日は県内から約30名のユリ切り花生産者や関係者が集まり、約180品種以上のユリ切り花を見学し、(株)山喜農園の森山社長から新品種の育種状況や市場動向の説明を受けました。
 東京の生花店の方も見学に来ていて、ユリに対する関心の高さが伺われました。
 ほ場では一般的な品種の他に新しい「八重」や「ノンパウダー(無花粉)」のユリも見られ、数年後の販売が期待されています。 

ラジコン草刈機の実証
(株)山喜農園のユリ試験栽培ハウス

ラジコン草刈機の実証
八重咲きユリの新品種

ラジコン草刈機の実証
露地ほ場の生育状況を確認

ユリの郷、魚沼市 (7月12日更新)

 魚沼市では、全国有数の産地であるユリ切花を知って、楽しんでいただくために、6月から7月下旬にかけて、小出地区・堀之内地区の商店街や、市内の大湯温泉の施設をユリ切花で飾る「魚沼ユリ飾り」が行われています。
 毎週、1,000本を超えるJA北魚沼産のユリ切花で夏の魚沼市を飾る催しで、今年で10年目となります。
 ユリ切花は、JA北魚沼直売所「魚沼百菜花ん」等でお買い求めいただけますので、ぜひ魚沼市へお越しください。
 また、7月に入り自然界ではヒメサユリが浅草岳頂上付近で咲いています。

ラジコン草刈機の実証
商店街を彩る「魚沼ユリ飾り」

ヒメサユリ
浅草岳頂上近くのヒメサユリ

生育調査とカエル (7月2日更新)

 魚沼農業普及指導センターでは、定期的に水稲の生育調査を行っていて、7月1日にも魚沼市内各地で調査を行いました。
 生育調査は「コシヒカリ」や「新之助」などの草丈や葉の枚数などを調べ、その後の栽培管理に活用にするもので、JAの職員の方や生産者と協力し、コシヒカリを市内41か所、他の品種は12か所の水田を調査しています。
 朝まで降っていた雨があがった田んぼでは、小さなカエルも泳いでいて、梅雨の合間を楽しんでいるようでした(^_^) 

ラジコン草刈機の実証
あまかえるなど、田んぼでは多くの命がはぐくまれています。

ラジコン草刈機の実証
数人一組で水稲の葉数、草丈などを測定します。

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