本文
統計データハンドブック(令和元年度) 第11章 物価・家計
消費者物価・家計の概況
消費者物価
平成30年平均の新潟市消費者物価指数は,平成27年を100とした総合指数で101.4となり,前年平均に比べ0.9%の上昇となった。これは,家賃や設備修繕・維持などの値下がりにより「住居」が0.3%下落したものの,野菜・海藻や穀類などの値上がりにより「食料」が1.4%上昇し,電気代や他の光熱などの値上がりにより「光熱・水道」が4.2%上昇したことが主な原因である。
近年の総合指数の動きを前年比で見ると,平成27年はガソリンが値下がりしたものの,野菜・海藻や魚介類などの食料や宿泊料が値上がりしたため,0.6%の上昇となった。平成28年は野菜・海藻などが値上がりしたものの,電気やガス代などの光熱・水道やガソリンが値下がりしたため,0.1%の下落となった。平成29年は衣料やシャツ・セーター・下着類などが値下がりしたものの,他の光熱や電気代などの光熱・水道や,魚介類や酒類などの食料が値上がりしたため,0.6%の上昇となった。
家計
平成30年の新潟市における二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は,1世帯当たり1か月平均610,312円で,前年に比べ名目15.5%の増加,実質でも14.2%の増加となった。また,消費支出は1世帯当たり1か月平均328,962円で,前年に比べ名目2.8%の増加,実質でも1.7%の増加となった。
新潟市消費者物価指数の推移(平成27年=100)
消費支出の構成比(平成30年)新潟市二人以上世帯のうち勤労者世帯(1世帯1か月平均)
- 11-1 新潟市消費者物価指数
- 11-2 主要品目年平均小売物価(新潟市)
- 11-3 1世帯当たり1か月間の収入と支出(新潟市)
- 11-4 1世帯当たり貯蓄・負債の現在高と保有率
- 11-5 1000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量及び普及率
