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生涯学習って何ですか?

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060172 更新日:2019年3月29日更新

 生涯学習とは、生活の向上、職業上の能力の向上や自己の充実を目指し、各人が自発的な意思に基づいて行うことを基本とし、必要に応じ、可能な限り自己に適した手段及び方法を自ら選びながら生涯を通じて行う学習です。
 学校や社会の中での意図的、組織的な学習活動として行われるだけでなく、人々のスポーツ活動、文化活動、趣味、レクリエーション活動、ボランティア活動の中でも行われるなど幅広い活動が含まれます。
 また、高齢者の方のみを対象としているわけではなく、子どもから大人まですべての年齢を対象としていますし、いわゆるライフワーク的な学習活動のみを指すものでもありません。

 生涯学習は「学ぶ人」に着目した概念で、充実した心豊かな生活に向けた読書や教養講座の受講等の「学ぶ人」のみによる行為(=自己学習)も生涯学習に含まれます。多くの方は生涯学習と聞くとまずこうした学習を思い浮かべられるのではないでしょうか。
 生涯学習においては、仲間と互いに教え合い、励ましあって、学ぶ楽しさや喜びを周囲の人に広げていくこともできます。生涯学習を、学ぶ人自身の個人としての生きがいとするだけでなく、家庭や職場や地域において、人々が共に学び、協力し、励ましあって生涯学習に取り組んでいくことで、家庭や職場や地域が生き生きと活気にあふれ、充実し、発展していくことが期待されます。
 さらには、単に学習するだけでなく、その学習成果を地域社会の発展やボランティア活動等に生かしたいと考える人も多くなってきています。学習した成果を社会に還元する活動や、活動のために必要な能力を養う学習は、個人や地域の自立を促し、家庭や地域の教育力を向上させ、それがさらに個人や地域の自立を促すという好循環を生むことにつながります。
 このように生涯学習とは、私だけでする言わば「一人称」の学習だけでなく、あなたと私でする「二人称」の学習や、他者のため、社会・公共のためにする「三人称」の学習をも含むものです。学習活動の促進は、私たち一人ひとりが、充実した心豊かな生活を送り、経済的にも豊かな生活を送ることを可能とするものであり、ひいては社会全体の活性化と持続的発展に資するものなのです。

生涯学習の理念(教育基本法第3条)
 国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない

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