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新潟県沖洋上風力発電ポテンシャル調査結果について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0056797 更新日:2019年3月29日更新

 県では、長大な海岸線を地域資源として活用し、海洋再生可能エネルギーの導入を促進するために、本県沖における洋上風力発電事業のポテンシャルを調査しました。
 このたび、本調査結果がまとまりましたのでお知らせします。

※平成29年12月20日 風況数値データの提供を開始しました。

報道資料[PDFファイル/169KB]

1 調査内容

  1. 調査内容
    • 風況に関する客観的データの収集、整理・分析
    • 海域利用に向けた制約及び条件等の調査・整理
    • 洋上風力発電ポテンシャルマップの作成
  2. 調査委託先
    一般財団法人日本気象協会 新潟支店
  3. 調査結果(概要)
    洋上風力発電の可能性が考えられる海域と当該海域における発電賦存量は以下のとおりです。
    ※本調査結果は、一定の目安(仮定)の下に本県沖のポテンシャルを評価したものであり、発電事業の適地を示すものではありません。
  目安 主な海域 発電賦存量
着床式洋上風力発電 年平均風速6.5m/s以上
水深50m以下
上中下越の沿岸
大佐渡地域の沿岸
16,612GWh
浮体式洋上風力発電 年平均風速8.0m/s以上
水深50m超200m以下
佐渡と粟島の中間部
大佐渡地域の沖合い
52,261GWh
68,873GWh

2 新潟県沖洋上風力発電ポテンシャルマップ

 風速や各種制約等のエリアを確認できます。
 (本マップは、PDFファイルにレイヤー機能を付けて作成しています)

3 調査報告書

 新潟県沖における風況等の客観的なデータを収集、整理及び分析するとともに、洋上風力発電に関する各種制約の情報を整理しています。

4 風況関連資料及び風況数値データ

本調査における風況シミュレーションによって得られた風況関連資料や風況数値データについては、風力発電の立地検討に資することを目的として、ご希望の方に提供します。

  1. 況関連資料
    風況マップ、発電賦存マップ、風配図、風速階級別出現頻度(ヒストグラム)
  2. 風況数値データ
    • 詳細風況シミュレーション計算結果(200mメッシュ)数値データ
    • 風況マップ 数値データ

 両資料(データ)の詳細や入手方法等は、以下のページをご覧ください。

風況関連資料及び風況数値データの提供について

5 留意事項

海域の例示と発電賦存量について

  • 風速(シミュレーションで算出)と水深を使用して設定した目安(仮定)の下での考察であり、漁業権等の各種制約等は考慮していません。
  • 発電賦存量は、定格出力8MWの大型風車を、当該海域全てに一定の間隔(1㎢当たり1基強)で設置して発電し続けた場合の年間発電量を算出したものです。
  • 実際の事業検討では、風速等の実測や各種制約等に係る関係者との調整等が必要であり、その結果、該当海域の面積や発電可能量が小さくなる可能性があります。

ポテンシャルマップについて

  • 本マップの情報は、必ずしも最新の資料に基づいているわけではありません。また、本マップ作成時や出典元の資料に起因する誤差を含んでいる場合があります。
  • 本マップを引用する際は、出典を明記してください。
  • 本マップの利用目的及び利用方法については、利用者の判断と責任に委ねられています。本マップを使用したことにより生じた利用者又は第三者の損害については利用者が全責任を負うものとし、新潟県及び日本気象協会は一切の責任を負いません。
  • 各種制約の存在ついては、調査報告書に記載された情報も参考に、必ず、当該制約の所管等を行う関係者へ確認を行ってください。

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