令和元年度　新潟県内における障害者虐待の状況

　「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づき、令和元年度に県内において把握された「障害者福祉施設従事者等による障害者虐待」及び「養護者による障害者虐待」の状況についてお知らせします（厚生労働省調査結果によるもの）。

1　障害者虐待の調査結果

（1）障害者福祉施設従事者等による障害者虐待

虐待の内訳
事業所の種別では、「障害者支援施設」が2件、「生活介護」が2件、「共同生活援助」が2件、「就労継続支援B型」が1件となっている。

・施設従事者虐待の概要はこちらです。

（2）養護者による障害者虐待

虐待の内訳

• 虐待の種別は、「身体的虐待」が45.9%と最も多く、次いで「心理的虐待」が29.7%、「経済的虐待」が16.2%であった。
• 虐待を行った者の続柄は、「母」が最も多く32.3%、次いで「父」が19.4%、次いで「夫」、「兄弟」が同率で12.9%であった。

2　県の取組

　市町村等を通じ、引き続き「障害者虐待防止」に関する啓発普及と早期の通報・相談を呼びかけていきます。
　障害者福祉施設等に対して、引き続き、虐待防止に関する研修等を実施していきます。

• 報道資料はこちらです。 [PDFファイル／102KB]
• 調査結果の概要はこちらです。 [PDFファイル／392KB]