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障害者芸術文化祭(文芸部門)の作品

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059682 更新日:2019年3月29日更新

文芸作品は、短歌35作品、俳句44作品、川柳27作品、自由詩36作品もの応募がありました。
いずれも、作者の皆さんの思いが込められた素晴らしい作品ばかりです。

入賞作品は下記をご覧下さい。

短歌部門

県知事賞

  • 作者 上林 洋子
  • 作品 盲導犬 戸口に繋ぎ 庭を掃く 時折名を呼び 吾(あ)の位置を知る
  • 審査員コメント
    「時折名を呼び吾(あ)の位置を知る」とありますが、名を呼ぶのに対して、愛犬が応えて鳴き、その声によって自分が庭のどのあたりにいるかがわかるということですね。戸口に繋ぐのもそのためだとわかります。盲導犬との信頼関係がごく自然に出ています。
    生き生きとした精神の感じられる秀歌です。

審査員特別賞

  • 作者 齋藤 ひろみ
  • 作品 一夜なる 月下美人を 食卓に 残り香の中 朝食うまし
  • 審査員コメント
    月下美人が夜にほんの数時間だけ咲くというのは多くの人の知ることですが、それを「一夜なる月下美人」と簡潔に言ったところが、まず巧みです。「残り香の中朝食うまし」と収めるのも上手な終わり方です。読者にも、いかにも朝食がおいしそうに感じられるではありませんか。

俳句部門

県知事賞

  • 作者 石栗 嘉一
  • 作品 漁師継ぐ 歯の白き子等 島の夏
  • 審査員コメント
    農業や漁業の跡継ぎがいないという話をよく聞きます。
    この句では、「漁師継ぐ」子等が目の前にいることが分かります。漁師さんにとっては大変嬉しいことです。中七で「歯の白き子等」と健康的な様子を発見し、表現したことがこの句の手柄です。
    そして、「漁師 子等」で俳句の大事なポイントの切れがあり、「島の夏」へとイメージが広がる素晴らしい句です。

審査員特別賞

  • 作者 石岡 ヒロ子
  • 作品 音のする ボールの試合 汗ひかる
  • 審査員コメント
    パラリンピックの競技をテレビで解説をしていた中に、ボールに鈴を入れ、ボールの存在が分かるようにした種目がありました。
    転がるボールから出る鈴の音によって、目の不自由な競技者も観戦者もボールの存在位置が分かります。「音のするボールの試合」のフレーズで読者に競技を想像させます。そして、ここで一呼吸おかせて、下五音の「汗ひかる」で競技の臨場感を出した上手い句です。

川柳部門

県知事賞

  • 作者 仲村 俊隆
  • 作品 便利だと おっしゃるボタンが 押しずらい
  • 審査員コメント
    ご自分の気持を正直に表現されており感動しました。正直さというのは川柳でも大切な要素です。
    「押しずらい」とはっきり表現できることは大切なことです。しかもこの作品は実に明るく伝わります。それは川柳だからです。

審査員特別賞

  • 作者 三浦 五十弥(いそや)
  • 作品 ほっとけば 起きる私の 子ですから
  • 審査員コメント
    このように川柳ではっきりと表現できることはすばらしいことです。
    「私の子ですから」が見事です。ご自分に余裕さえ感じられます。たんたんと表現されているのが、またすばらしいことですよ。

自由詩

県知事賞

  • 作者 滋伸
  • 題名 道
  • 作品
    夢が砕け散ったと言って
    そんなに落ち込むことはないよ
    君の道は一本道じゃないはずだ
    また、違った夢を見られるよ
    人は何度でも、何歳でも夢を見られるんだ
    道はどこにでもあるさ
    例えば、君のいつも通ってる道が工事中だったら
    君は他の道を通るだろう
    案外、その違った道が渋滞もせず
    いつもの道より早く目的地に着いたり
    最も自分に適していたり
    それが遠回りに見えても
    一番の近道だったりして
    人がみんな同じ道を行ったら大渋滞さ
    だから、自分に合った最も適している道を
    みんな手探りしながら探すのさ
  • 審査員コメント
    滋伸さんの「道」は、みんな迷いながら自分の道を探すのだと生きる力を感ずる作品でした。
    挫折しても夢を持ち挑戦することの大切さを語りかけており、道が決して一本だけでないと前向きの姿勢を受け取ることができました。
    「君の道は」と他人へ語りかけていますが、自分自身にも語りかけていることが分かります。きっと遠回りでも良いことがありますよ。
    私は同じように種田山頭火の「まつすぐな道でさみしい」という句が好きです。

審査員特別賞

  • 作者 小村 月野
  • 題名 片思い
  • 作品
    好きな人ができた
    高一の頃から片思いしている
    この気持ちを届けたい
    ちがう恋をして傷ついた時もあった
    あきらめようと彼氏をもった時もあった
    恋をしちゃだめなのかなと思う時もあった
    でも
    やっぱりあきらめきれないから
    あの人をまた思い続ける
    「あきらめな」と言われようが
    ずっと思い続ける
    恋というものがこの先なくなっても
    私はずっと思い続ける
  • 審査員コメント
    小村さんの作品は、片思いという切ない気持ちを率直に告白しているものとして読ましていただきました。人生は常に様々な「片思い」の連続かもしれません。
    片思いからこんな詩が書けるのですから、「恋」というものも決して悪くないと思いますよ。恋は若い人の特権です。だから、これからも彼氏のことを思い続けてください。好きな人ができて、よかったですね。

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