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消防団に関するインタビュー
第1回 新人団員×ベテラン団員「教えて!消防団の魅力」
本インタビューをテキスト形式で加工したものは下記PDFファイルのとおりです。印刷したものでご覧になりたい方などににおすすめです。
新人団員×ベテラン団員「教えて!消防団員の魅力」 [PDFファイル/5.15MB]
(糸魚川市消防本部前での松田さん(左)、堀口さん(右))
消防団員歴1年の新人団員堀口さん(以下発言者の表記を「堀口」とする。)が、消防団員歴16年の松田さん(以下発言者の表記を「松田」とする。)に消防団の魅力についてインタビューしました。
●Q1.消防団に入団したきっかけ
堀口:昨年、同じ女性の消防団員に誘ってもらい、私も子育てなどが一段落した中で「社会貢献がしたい」という思いで入団したんですが、松田さんは何がきっかけで入団したんですか?
松田:私は糸魚川市の広報誌で「女性消防団員募集」の案内を見て入ろうと思ったんです。父が消防団員ということもあり、以前から興味があったんですよね。
(インタビューの様子)※写真撮影時のみマスクを外していただきました。
●Q2.消防団での活動
堀口:今年はコロナ禍ということもありあまり活動がなかったんですが、消防団ってどんな活動をしているんですか?
松田:糸魚川市の女性団員は消防団のなかの「予防部」というところに属しているんです。
主に春と秋の火災予防週間での火災予防のPR活動や、出初式をはじめとする各種行事のサポート、また、夜の防火パトロールや一般家庭の防火診断も定期的に行っています。
堀口:いろいろな活動があるんですね。普段はイベントに参加する側だったんですが、今は逆の立場なので、頑張らないとですね。消防団の制服を着ていると、いろいろ頼られる場面もありますし…。
松田:そうですね。普段経験できないことを経験できるというのも消防団だからこそですよね。
(敬礼等の規律訓練の様子)
●Q3.消防団に入って苦労されたことや大変だったこと
堀口:松田さんは実際に約16年消防団活動を続けていますが、苦労したことなどはありましたか?
松田:私が入ったときは女性消防団発足の年だったんです。ですからみんな手探り状態で何をやるのか分からない状態だったんです。それが一番大変でしたね(笑)。また、2011年に放水の基本技術を競う「全国女性消防操法大会」に出場したんです。仕事をしながら操法大会の練習に参加するのは大変でした。結構足を引っ張っちゃったんですけど…。なんと結果は準優勝。今となってはいい思い出です。
堀口:すごいですね!! 私はまだそんなに苦労するほど活動してませんけど(笑)。これから色々と経験していきたいです。
松田:そうですね、大変なことも多いですが、さまざまな人と交流が持てるので楽しいことも多いですよ。
(令和元年度に開催された第3回新潟県女性消防団員活性化大会の様子)
●Q4.今後の展望
堀口:私はまだ経験年数が浅いので、たくさんのことを覚えて消防団員として活躍できるようになりたいですが、松田さんの今後の目標は何ですか?
松田:そうですね、せっかく消防団に入っているので、消防団のことをいろんな人に伝えていきたいです。現在糸魚川市の女性消防団員は19人なので消防団の魅力を知ってもらって、多くの女性に入団してもらいたいですね。(※R2.12.3時点)
(避難所対応訓練の様子)
●Q5.消防団に入ろうと考えている方へのアドバイス
松田:大変な面も多いですが、自分の知識や経験値を広げるにはいい場だと思います。自宅、職場以外の自分自身の引き出しも増やせますしね。また、普段だと経験できないことも経験できるので、入団して損はしませんよ。
堀口:そうですね、私も入団当初は不安だったんですが、周囲のベテラン消防団員の方からもいろいろとアドバイスいただけますし安心して活動ができています。
松田・堀口:消防団に少しでも興味を持たれた方の入団をお待ちしています!!
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