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農業集落排水事業について
農業集落排水事業とは
農村地域では、農業用水路が生活排水の受け入れ先となっており、食の安全・安心の確保、農業生産の安定のためには、農業基盤と一体的な汚水処理施設の整備が不可欠です。
農業集落排水事業では、水質汚濁による農業被害の解消等を図るため、集落排水施設の整備を実施します。
事業の目的
- 農業用用排水路の水質保全(公共用水域の水質保全)
- 農業用用排水施設の機能維持
- 農村生活環境の改善
目標
- 高生産性農業の実現
- 活力ある農村社会の実現
農業集落排水事業の特徴
処理水の再利用や発生汚濁の農地還元を通じた水資源・有機資源のリサイクルを実施しています。
また、集落の形態に適した小規模分散型の汚水処理システムを採用しています。
新発田管内における農業集落排水事業
新発田地域振興局管内では、平成29年度までに26地区が完了し、平成30年度に実施中の地区はありません。
今後、老朽化する施設の更新のため、機能診断などの調査が必要となります。
(1) 新発田市(15地区)
計画区域面積 | 供用開始 | |
---|---|---|
米倉地区 | 36.0ha | 昭和63年 |
大島地区 (旧紫雲寺町) |
32.0ha | 平成2年 |
荒川地区 | 22.0ha | 平成5年 |
松岡地区 | 66.0ha | 平成7年 |
石喜地区 | 67.0ha | 平成12年 |
菅谷地区 | 46.0ha | 平成13年 |
島潟地区 | 68.0ha | 平成15年 |
内竹地区 | 53.0ha | 平成13年 |
中井地区 | 41.0ha | 平成17年 |
上中山地区 | 22.0ha | 平成18年 |
三光地区 | 70.0ha | 平成19年 |
住田地区 (旧加治川村) |
26.4ha | 平成20年 |
福島地区 | 49.6ha | 平成22年 |
宮古木地区 | 48.0ha | 平成23年 |
羽津地区 | 84.0ha | 平成29年 |
(2) 阿賀野市(7地区)
計画区域面積 | 供用開始 | |
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曽郷地区 (旧京ヶ瀬村) |
43.8ha | 昭和56年 |
笹神地区 (旧笹神村) |
55.0ha | 平成3年 |
渡場地区 (旧安田町) |
10.0ha | 平成10年 |
小松地区 (旧安田町) |
16.0ha | 平成13年 |
大和地区 (旧安田町) |
52.0ha | 平成14年 |
大室地区 (旧笹神村) |
34.9ha | 平成20年 |
分水地区 (旧水原町・旧京ヶ瀬村) |
90.8ha | 平成22年 |
(3) 胎内市(4地区)
計画区域面積 | 供用開始 | |
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黒川地区 | 148.0ha | |
鼓岡地区 | 88.0ha | 平成14年 |
中条乙地区 | 187.8ha | 平成18年 |
大長谷地区 | 65.0ha | 平成19年 |
完了地区の紹介
中条乙地区(胎内市 平成18年完了)
乙地区処理場
周辺の乙・桃崎浜・大出・菅田・八幡・高野・横道・地本・江尻・土作・十二天・山屋・小地谷・平木田・平木田駅前の処理を担っています。
想定処理対象人数は5,800人、県内でも有数の規模を持つ汚水処理施設です。