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10 排水機場の役割
新発田市六日町地内(平成10年8月4日)の排水路の様子
雨が降ると水田の水は、水田脇の排水路に流れ、さらに大きな排水路に行き、川と合流します。
しかし、大雨で阿賀野川、新井郷川、福島潟、新発田川、加治川、落堀川、胎内川などの河川の水位が上昇すると、そこに流れ込んでいた水田側の排水路の水が流れなくなり、溢れ出て水田に流れ込み、お米などの農作物に被害をもたらします。
新井郷川に排水する大沼排水機場
これを防止するために、排水路の最下流部に排水ポンプを設置し、強制的に川へ水を排水する役割を担っているのが排水機場です。新発田管内には、数多くの排水機場があり、これら施設によって、この地域の農地や宅地が守られています。この施設の管理・運転は、市町村、土地改良区によって行われています。