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中越沖地震被災動物支援活動の記録

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057608 更新日:2019年3月29日更新

新潟県中越沖地震により被災した動物や、その飼い主の方を支援する活動を行いました。以下は、その活動記録として掲載しています。

動物救済本部の設置について

 新潟県では、中越沖地震の避難動物及びその飼育者の飼育支援を行うため、新潟県獣医師会、新潟県動物愛護協会と共同で「新潟県中越沖地震動物救済本部」を設置しました。(2007年7月17日設置)
 動物救済本部では、飼い主さんとペットが離ればなれになることのないよう、避難所設置主体である市町村と協力して動物同伴避難を支援しました。

1.県では、新潟県中越沖地震により被災した動物やその飼育者の支援を行うため、被災により飼えなくなった動物の一時預かりを実施しました。

 県内の動物保護管理センターで一時預かりをした被災動物数:58匹(2008年9月29日時点の延べ数)
 犬:38頭、ねこ:18匹、モルモット:1匹、うさぎ:1匹
 また、一時預かりに対応するため、動物救済本部の協力により、2か所の動物保護管理センターに動物飼育用のユニットハウスを設置しました。
 中越動物保護管理センター:2007年7月27日設置、2008年4月20日撤去
 魚沼動物保護管理センター:2007年8月7日設置、2007年11月12日撤去

2.動物飼育に関する相談受付数:357件(2007年12月28日時点)

  ねこ その他 合計
フード等の提供 104頭 69匹 1匹 174匹
飼育動物の健康 29頭 11匹 4匹 44匹
一時預かり 40頭 27匹 5匹 72匹
引取り 8頭 7匹 0 15匹
脱出届 12頭 23匹 1匹 36匹
ケージ等貸出 13頭 3匹 0 16匹
合計 206頭 140匹 11匹 357匹

3.支援物資の提供

 緊急災害時動物救援本部の協力を得て、ペットフードやペットシーツ、排泄物処理袋等の物資の提供を行いました。

4.避難所での動物飼育支援

 2007年7月20日までに、全避難所(72カ所)の巡回を実施し、11カ所で動物の飼育を確認しました。
 随時巡回し、飼育状況の確認、飼育相談等を行い、被災者のニーズ把握に努めました。

5.仮設住宅での動物飼育支援

 仮設住宅での動物飼育が円滑に行えるよう、ペットフードの提供、飼育ケージの貸出などの支援の他、動物のしつけや飼い方の相談などを行いました。
 2007年9月19日と24日に、伝染病予防のため、混合ワクチンの無料接種を行いました。
 仮設住宅での動物飼育世帯数:154世帯

※2011年3月、東日本大震災における動物救済活動を行うため、「新潟県中越沖地震動物救済本部」を閉鎖し、新たに設置した「新潟県動物救済本部」に資産及び業務を引継ぎました。

仮設住宅での動物飼育支援について

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