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【三条】県央圏域の在宅医療を推進する多職種連携研修会を開催しました
高齢化が進む中、市町村を中心とした地域包括ケアシステムの構築が求められています。
三条市と三条市医師会は、在宅医療を推進するために平成25年度から新潟県在宅医療推進モデル事業として、在宅医療の住民啓発や、医療・介護従事者の連携強化、ITを活用した情報連携システムの導入等の取組を進めています。
このたび、県央地域の在宅医療・在宅ケア関係者が、三条市と三条市医師会のモデル事業の取組を知ることにより県央圏域における地域包括ケアシステムを推進するため、「三条市在宅医療推進モデル事業の取組について」をテーマに研修会を開催しました。
研修会の概要
平成27年6月29日(月曜日)19時から、燕三条地場産業振興センターリサーチコア「マルチメディアホール」において開催し、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・保健師・介護支援専門員・相談員など県央圏域の在宅医療や在宅介護に従事されている関係者200人以上の方々から参加いただきました。
講演「三条市在宅医療推進モデル事業の取組について」
講師 済生会三条病院 院長 郷 秀人 先生
研修参加者の感想(一部抜粋)
- 三条市のモデル事業の取り組み、ITシステムについて理解を深めることができた。
- 在宅医療・自宅での看取りについて、地域住民に啓発していく必要がある。
- 実践していくことになると、やはり操作方法の習得や入力時間がかかることが問題になってくる。
- 協力したい気持ちはあるが、24時間の対応、日常業務とのかけもちに不安がある。
- 往診をしてくれる医師、何かあったらすぐに受け入れてくれる病院が増えるとよい。
- それぞれの職種・住民等のモチベーションや向かう方向を同一にする必要がある。