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【三条】燕弥彦地域在宅医療連携協議会第1回研修会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0056921 更新日:2019年3月29日更新

燕弥彦在宅医療連携協議会とは

 燕弥彦地域在宅医療連携協議会は、平成25年11月27日(水曜日)に、市町村、医師会、歯科医師会、薬剤師会、栄養士会、地域包括支援センター、介護事業者、病院などを構成メンバーとして設立されました。
 市町村をはじめとする関係機関が「顔の見える関係」を構築し、在宅医療の充実について協議・検討することを目的としています。

燕弥彦地域在宅医療連携協議会運営要項[PDFファイル/63KB]

 協議会を円滑に運営するために運営委員会を設置したほか、調査・検討を効率的に行うため、実態調査ワーキングチーム及び研修会ワーキングチームを設置しました。

燕弥彦地域在宅医療連携協議会推進体制[PDFファイル/65KB]

 今回の研修会の企画・運営は、研修会ワーキングチームのメンバーにより行いました。

研修会の様子

 平成26年3月26日(水曜日)19時から燕市吉田産業会館において開催し、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員など燕弥彦地域の在宅医療や在宅ケアに従事している関係者約140名から参加いただきました。
 まず、研修会ワーキングチームの高井リーダーから、燕弥彦地域在宅医療連携協議会の発足の経過及び平成25年度の取組状況を報告していただきました。
 次に、「最期まで住み慣れた所で笑顔で安心して暮らせる町作りを目指して」と題し、新潟市西蒲区在宅医療ネットワークの取組について西蒲区在宅医療ネットワーク事務局 潟東クリニック 福田喜一院長より御講演いただきました。

燕弥彦地域在宅医療連携協議会第1回研修会のようすの画像
燕弥彦地域在宅医療連携協議会第1回研修会の様子

研修参加者の感想(一部抜粋)

  • 在宅医療を担う多職種が連携していくことが、利用者(患者)にとって、非常に大切であるということが理解できた。
  • 医師のバックアップがあれば、介護サイドは在宅での看取りをするためのプラン作成も可能になると思った。
  • 福田先生をはじめとする西蒲区の取組はとても参考になるので、良いところはマネをして、燕弥彦地域独自の取組を進めていけばと考える。
  • 在宅介護をしているヘルパーとして、最後まで自宅で過ごせることはとてもすばらしいことで、その支援に携わることができたら本当にうれしく思う。今後も多職種との連携を続けて行きたい。
  • 在宅医療に携わる方々が疲弊しないネットワークづくりの大切さを改めて実感した。特定の人に負担がかかり、その人がつぶれることがないシステムをつくることが大切だと感じた。
  • 敷居が高いと感じていた医師から介護、福祉に対する思いをお聞きし、福田先生から対象者を診てもらえたら良い最期を過ごせるだろうと感じた。

研修参加者が課題と思っていること(一部抜粋)

  • 医師、医療関係者にもっと歩み寄ってもらい、在宅医療、介護への理解を深めてもらうことが必要
  • 専門職だけで体制をつくりあげても、地域で暮らす人々に理解され受け入れられなければ進まないので、地域住民への啓発や意識づくりも同時進行で進めていかなければならない。
  • 医療と介護との垣根を取り払ったネットワークづくりが必要と考える。また、市民に向けてもネットワークの情報を発信し、在宅での看取りも可能だとわかってもらうことも大切と考える。
  • 小規模多機能では医療行為が必要になると、登録できなかったりする場合があるので、できるようになると良い。
  • 医療的処理が必要な状態での退院が多いが、このような方に対応してくれる開業医がいない。医療機関に勤める者として、対応してくれる開業医がいないことで困っている。
  • 急性期医療を担う医療機関に勤める者としてリアルタイムな情報を交換、提供できる体制が必要と考える。
  • 後方支援病院のバックアップが常時期待できる状況にない。また、医師間の連携を図ろうと思っても、各医師により温度差がある。

 この他にも多くの意見・感想をいただきました。ありがとうございました。
 参加者の皆様からは定期的な開催を望む声が数多く寄せられました。皆様の御意見を参考に研修会ワーキングチームで研修内容を検討していきます。

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