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【三条】ペット(犬・ねこ)と暮らす
最近では、単なるペットとしてだけではなく、共同生活をするものとして犬やねこ、小動物を飼う人が増えています。しかし、一部のマナーが守れない飼い主たちのために、様々な問題も起こっていて、地域とのトラブルに発展しかねない場合もあります。飼い主はマナーやモラルを守り、それを動物に教えることで気持ちよく住みやすい地域づくりを目指しましょう。
動物の習性を理解して飼っていますか?
最近はペットショップで様々な小動物が売られていますが、動物は種類によってそれぞれ異なった習性があります。それを理解し、動物にとっても居心地の良い環境で飼ってあげることは大事なことです。小動物を飼う前に、ペットショップなどで相談し、なるべく知識を仕入れるようにしましょう。また、あなたの家庭環境がその動物を飼うことに適しているか、家族で相談しましょう。
犬を飼っている方
- 飼い主のマナーを守りましょう。
- 登録、年1回の狂犬病予防接種は必ず受けさせましょう。
- 小屋や丈夫な引き綱を用意し、逃げ出さないようにしましょう。
- 散歩は犬を制止できる人が引き綱を付けて連れていき、ふんは必ず持ちかえりましょう。
- 「しつけ」をきちんとしましょう。
「しつけ」をするためには、家族全員が同じ態度で犬に接することが大切です。「スワレ」、「マテ」の訓練により服従心を養うことができます。他の人や近所の犬に慣らして社会性を持たせることや無駄鳴きをさせないようにしつけをしましょう。
ねこを飼っている方
- 飼い主のマナーを守りましょう。
- 隣の庭でトイレをしないように、家の中に専用トイレを設置しましょう。ねこは汚れたトイレでは用を足しません。複数のねこを飼っている場合は、ねこの数だけトイレの用意が必要です。
- よそのねこに餌をあげないでください。たくさんのねこが集まってきて、近所の苦情の原因になります。
- ねこは室内で飼うことがおすすめです。
- 室内で飼えば、迷子になったり交通事故に遭ったりする危険はありません。病気や怪我も防げます。
- 万一のために、首輪をつけて連絡先を書いた迷子札をつけておくと安心です。
不妊去勢手術について
人間の都合で「処分」されてしまう子犬、子ねこの数が多いことをご存知ですか?手術を受けさせることを「かわいそう」と思わないでください。
発情期にパートナーがいないことや、オス同士のケンカの方が動物にとってストレスになる場合が多いのです。また、手術を受けさせることによって生殖器官の病気にかかりにくくなり、行動もおだやかになります。飼うことができない子犬、子ねこを生ませないようにするのは、飼い主の責任です。
こんなときは
- 飼い犬、飼いねこが迷子になった
- 怪我をしているペットが道端にいる
なるべく早めに三条地域振興局健康福祉環境部生活衛生課(0256-36-2366)へご連絡ください。