佐渡のお魚情報通信（サヨリ）

今回のお魚　サヨリ

両津市場に水揚げされたサヨリ

　サヨリは日本各地の沿岸、主に内湾に分布している魚です。河口など淡水が混じる塩分の薄い水域にもよく入ります。細長いからだに長い下顎が特徴で、水面近くに生息しています。商品サイズは全長15-40cmです。旬は寒い時期、秋から春にかけてです。佐渡では2艘曳き網や釣りで漁獲されています。

サヨリの料理例1

　今回はお吸い物を作ってみました。材料はサヨリ、コンブの出汁400ml、しょう油、料理酒、みりんにミツバです。一煮立ちさせた出汁に頭と内臓を外して適当な大きさに切り分けたサヨリを入れます。調味料はしょう油大さじ1杯半、料理酒大さじ1杯、みりん小さじ1杯くらいが目安です。お好みで塩を加えるなどして調整して下さい。最後に吸い口のミツバを入れてできあがりです。

サヨリの料理例2

　余っていた唐揚げ粉を利用してフライパンで揚げてみました。このサイズですと骨ごと食べることができます。こちらもおすすめです。
　サヨリはお腹の中、腹腔膜が黒いことでも知られています。もちろん腹黒い　わけではなく、光の強い水面で生活することから内臓を紫外線から守るために黒くなっていると考えられています。