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【佐渡】10月は「がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間」です

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0312973 更新日:2023年10月2日更新
健診・検診

10月はがん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間です

 がんは、昭和56年より日本の死因の第1位であり、令和4年には年間約39万人が亡くなっています。
 がんによる死亡者数を減少させるためには、早期発見・早期治療が重要であることから、毎年10月を「がん検診受診率向上に向けた集中キャンペーン月間」と定め、国、都道府県、市町村、企業、関係団体等が連携・協力して、普及啓発活動やイベントの開催等を行っています。

佐渡市のがん罹患数

 令和元年の1月1日から12月31日までの1年間に佐渡市に住所のあった者でがんと診断された者のうち、一番多かった者は大腸がん(結腸+直腸)と診断された者が126人、次に胃がんと診断された者が88人でした。
 肺がんと診断された者は57人、子宮がんと診断された者は15人、乳がんと診断された者51人となっています。
がん罹患数

佐渡市のがん検診受診率

 新潟県のがん検診受診率は全国的に高い水準にありますが、令和3年度の佐渡市のがん検診の受診率は、全ての部位において新潟県平均より高い傾向にあります。
 しかし、新潟県においては働らく世代の人たちのがん検診受診率が低いことが課題とされています。
 当部では、令和3年度に6事業所の従業員298人に対しがん検診受診に関するアンケート調査を実施しました。
 その結果、がん検診の受診理由は、「職場の健診や人間ドックと同日に受けられるから」、「無料又は安価で受けられるから」、「がんは早期発見が大切と知っていたから」との回答が多くありました。
 また、未受診の理由は、「自分の体調がよく検診をうける必要性を感じないから」、「検診の案内がないから」、「検診をうける際の休みがとりづらいから」、「検診に費用がかかるから」との回答が多くありました。
 そのことから、当部では佐渡市や事業所の方々等と連携し、働く世代のがん検診受診率向上にむけた取り組みを推進しています。
がん検診受診率

いつもの暮らしにがん検診を

 がんは不治の病ではありません。
 早期にがんを発見し、早期に治療を開始した場合は、進行後に発見し治療を開始する場合に比べ、5年生存率が高いことがわかっており、治療における体への負担も少なくすることができます。
 一方で、初期のがんは自覚症状がありません。そのため、症状がなくても定期的にがん検診を受けることが大切です。
5年生存率
がん検診に出陣
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