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工業用水道事業

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0055866 更新日:2019年3月29日更新

 上越工業用水道は、上越臨海工業地帯の地盤沈下対策の一環として、そこに立地する企業に工業用水を供給する目的で建設され、昭和37年に給水を開始しました。

工業用水とは

 工業用水は、工場などで機械の冷却や原材料・製品の洗浄、温度調節などに利用され、「産業の血液」とも言われています。工場だけでなく、作業車の洗車、道路や工場構内の消雪、公園の噴水、消火栓などにも使われています。
 大量の水を安価に供給するため、上水道(飲料水)と違い、ろ過や塩素消毒等の処理は行っていません。
 水源は河川水です。地下水を使用していませんので、地盤沈下の防止に役立っています。

工業用水の仕組み

工業用水道施設の画像 一級河川・関川から取水して、木の葉や砂などを取り除いた後、薬品で濁り(泥)を取り除き工業用水をつくっています。

工業用水がつくられる工程

1(取水施設)関川の水を取水堰(せき)から取り入れ、浄水施設に送ります。
2(浄水施設)送られてきた水に薬品を混ぜて濁り(泥)を取り除き、きれいな水をつくります。これが工業用水で、この水を配水池に送ります。
3(配水池)この配水池に工業用水をためておき、各工場等へ送ります。
4(乾燥施設)浄水施設で取り除かれた濁り(泥)は、約1年かけて天日で乾燥させ、土にします。この土は発生土(はっせいど)といい、宅地の造成や農業・園芸に使われる用土として販売しています。

よくある質問

Q.工業用水は何に使われているの?

A.工場などで機械の冷却や原材料・製品の洗浄、温度調節などに利用されています。工場だけでなく、作業車の洗車、道路や工場構内の消雪、公園の噴水、消火栓などにも使われています。

Q.工業用水の水質は?

A.水温30度以下、濁度10度以下、水素イオン濃度(pH)6.5から7.5となっています。(新潟県工業用水道条例施行規程に定められています。)

Q.工業用水は誰でも契約できるの?

A.企業はもちろん個人の方でも申し込みできます。

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