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つうくり市民会議

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054825 更新日:2002年5月26日更新

通船川鴎島地区緑の川づくりワークショップニュース2

ワークショップの内容
 第2回目のワークショップは、5月26日東山の下小学校で参加者47名で行われました。

当日の動き

  • 開会の挨拶
  • 激特事業の進捗について
  • 前回の振り返り
  • ワークショップのねらいについて
  • 整備イメージについて
  • グループワークPart1
    整備イメージについての意見交換
  • グループワークPart2
    つくる、そだてる 私たちにできそうなこと
  • グループ発表
  • 次回の案内・アンケート記入
  • 閉会の挨拶

整備イメージについての説明

第1回ワークショップで出てきた、東山の下小学校対岸のイメージの画像
第1回ワークショップで出てきた、東山の下小学校対岸のイメージ

 3月3日に行った1回目のワークショップは4つの異なる雰囲気の川の写真を見ながら、どんな雰囲気がこの場所にあっているか話し合いをしました。概ね以下の2つの雰囲気を多くグループが選んでいました。
森づくりや水辺に触れることを通しての学習の場になるようなイメージ
水辺の開放感を楽しむことのできる広場の様なイメージ

 水際に近いほうは比較的開けた雰囲気とし、森作りは管理通路側の方は森づくりに取り組む場として、イメージ図を作ってみました。

鴎橋下流左岸側のイメージの画像
鴎橋下流左岸側のイメージ

鴎橋下流右岸側のイメージの画像
鴎橋下流右岸側のイメージ

また、鴎橋下流両岸の場所については、小学校の森づくり、小学校対岸のイメージとの連続性を持たせるようなイメージを検討していきたいと考えています。

※注:上のイメージ図は、あくまでワークショップの議論のためのたたき台であり、最終的な整備イメージではありません。

グループワーク1.整備イメージについての意見交換

上のイメージスケッチをもとに整備イメージや、これから自分達でできそうなことを話し合いました。
整備イメージについての意見交換一覧

  良いと思うところ 悪いと思うところ こうしたらもっと良くなる
全体の雰囲気
  • 都市的でありながら緑が多く安らげる。憩いの場になりそう。
  • 開放的で明るい感じがするので、散歩したくなる。
ありきたりで、新鮮味がない。
柵のため川と触れ合うことができない。
  • 見る自然ではなく、触れる自然。四季の変化を感じ取れる場所にする。
  • 人家に近い唯一の川らしさを出せる場所だから、水辺の森にしたい。
木を植える場所
  • 木陰で休めるように、高木を各所に植えてあってよいと思う。
  • 堤外に立ち木があるのは、良いかもしれない。

高い木だと薄暗くなりそうだ。

  • 通路沿いに木を植えた方が良い。
  • 川辺林をどう作っていけるかという実験場にしたい。紅葉する、実がなるといった季節の変化が感じられる森の方が良い。その都度活動が生まれると思う。
水際(護岸)の様子

都市的なイメージでありながら、自然(緑)も残している点。

  • なぜ柵があるのか。
  • 水辺環境(川)との触れ合いが難しいのではないか。
  • 転落防止柵(策)が必要。安全性を確保する。
  • ワンド付近の柵は撤去し、水面を浅くしたり川に直結する階段を作る。
引き込み部の様子

丸みがあって、温かい感じがする。

小さい。引き込み幅が決まっているなら、中をもっと広げても良いのでは。

  • 引き込み部分はもっと広くして欲しい。
  • 子供が自由に遊び戯れる環境であって欲しい。
園路、通路の様子
  • 全部を緑にするより、砂利の歩道を設けた方が歩きやすい。
  • 園路は真っ直ぐに。くねくねしない方が良いと思う。
お年寄りや車椅子の人は使いにくそう
  • 障害者の事を考えて、なるべく階段を設けない。スロープにしては?
  • 森林の間を縫うようにして、通路があると楽しめるかと思う。
  • 水辺は芝生にして人が戯れることができるようにした方が良い。
  • 通路の素材・材質を「枕木」などの木材にしてはどうか?
生物の生息の様子

木が沢山あるので昆虫などが生息できると思う。

人工的な植樹によって生物の多様性がなく、子供の学びの場にならない。

  • ヨシ・アシといった、もともと自生していた植物や生息していた生物を戻すことが、その地域の特有の自然環境になるのだと思う。
  • 魚などに、触れることができる場所が欲しい。
  • 湿地をつくってはどうか。
  • ビオトープ学習の場。
その他 特になし 子供の遊び場がないのでは?
  • イメージ案では、整然とし過ぎる。植樹する樹木も高低差のある様々な木にして、雑木林風にしたい。
  • 子供が遊べる遊具が欲しい。又、夜間用のライトが必要。

グループワーク2.つくる、そだてる 私たちにできそうなこと

通船川周辺の住民や、学校、市民団体などが中心となって、今後どのように維持管理を行っていけるかをグループで検討しました。

  考えられる活動の内容 意見や疑問点など
つくる
  • 行政側の人と小学生を含む地域の人たちで、土日など一緒に通路(土手)に花や木の苗を植える。
  • 水辺林の生物学習プログラム、間伐プログラムを作る。
  • 学童の自然に対する関心を高めるため学童から植樹をしてもらう。
  • 市民で植樹。川周辺の清掃。
  • 多くの人達に来てもらうため、看板などで一般の人たちにもアピール。
  • 鴎島地区の人だけでなく、通船川全体をイメージした考え方が必要。
  • 緑化推進運動の具体的内容(特に分担のシステム)の検討すべき。
  • 地域の人が自由に植栽できる(花壇のような)スペースが欲しい。
  • PRにも力を入れ、少し離れた地域の人々の参加も促す。
  • 川周辺にて、親子で遊びに来られるようなイベントを何回も行うようにし、周辺住民に関心を持ってもらう。

そだてる

  • 通船川にいる生物を調べたり、数が少なくなっている生物を小学校の総合的学習などで育て、再び川に戻したりしては?
  • 地域の交流の場として定期的に清掃作業や樹木の世話を行う。自分たちの地域であるという意識強化につながり、大切にしようと心がけるのではないでしょうか。
  • 生物や植物の学習ができるように勉強会をひらく。
  • 学校・家庭・地域3つの立場の連携が必要。
  • 公民館・地区事務所を窓口として学習会や活動を広く呼び掛ける。
  • 緑化について 一度の活動で完成させるのではない方が良い。1.土作り2.植樹3.草取り・水やり。
  • 地域・学校・PTAで一斉に行う活動を中心に、個々の団体が活動計画を立て連携して行う。
  • 樹木の維持管理は根気のいること。地域住民のかかわりが大切だと思う。

会議の進行の様子

グループワークの様子の画像
グループワークの様子

グループワーク発表の様子の画像
グループワーク発表の様子

会場全体の様子の画像
会場全体の様子

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